Spring Framework
概要
・springプロジェクトが提供する様々なライブラリやフレームワークを手っ取り早く使用ができるオープンソースのフレームワーク
・Java エンタープライズアプリケーションを簡単に作成が出来る
Spring Framework歴史
| バージョン | リリース年 | 主なリリース |
|---|---|---|
| 1.0 | 2004 | |
| 2.0 | 2006 | Spring Security、Spring Web Flow |
| 2.5 | 2007 | Spring MVC、Spring Integration、Spring Batch、アノテーションベースDI |
| 3.0 | 2009 | Javaコンフィグ、JPA2.0、Bean Validation |
| 4.0 | 2013 | WebSocket、Webメッセージングのサポート、Java SE8、JavaEE7対応 |
| 5.0 | 2017 | WebFlux(リアクティブWeb)、Kotlinサポート |
| 6.0 | 2022 | Java 17およびJakarta EE 9対応 |
Spring boot
概要
・先に挙げた「Spring Frameworkの機能の使い分けが困難」という欠点を解消するために作られたフレームワーク
・Javaプラットフォーム向けのアプリケーションフレームワークであるSpring FrameworkをWebアプリケーション開発向けに特化させたもの
Spring FrameworkとSpring bootの違いとは
●Spring Framework:Java言語のアプリケーション開発のために作られたフレームワークの集合体
●Spring boot:Spring Frameworkの機能を使いやすくするためのフレームワーク
●Spring Boot
Springアプリケーションを煩雑な設定をせず迅速に作成する機能を提供
●Spring プロジェクト
├・Spring MVC Webアプリケーションを簡単に作成する機能を提供
├・Spring Data データアクセスに対する機能を提供
├・Spring Batch バッチ処理を提供
└・Spring Security 認証/許可を提供
●Spring コア
├・Spring DI 依存性注入の機能を提供
└・Spirng AOP アスペクト指向プログラミングの機能を提供
Springのプロジェクト作成
作成されたプロジェクトのフォルダの中には「src」フォルダと「pom.xml」というファイルが作成されている
├「main」フォルダ-プログラムで使用するファイル類がまとめられている
└「test」フォルダ-プログラムで使うユニットテストのソースコードがまとめられている
<groupId> ――グループID
<artifactId> ――アーティファクトID
<version> ――バージョンを示すテキスト
<packaging> ――パッケージの種類
<name> ――プロジェクト名
<url> ――URL
<properties> ――各種のプロパティが記述される
プロジェクトのデフォルトエンコーディングを指定するもの
<dependencies> ――この中に<dependency>というタグを使って、必要なライブラリの情報を記述
引用
【WebSocket API】
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/API/WebSocket/close
https://kanda-it-school-kensyu.com/java-spring-contents/sb_ch02/sb_0203/
