AWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験に出る「コスト最適化」まとめ
AWS認定ソリューションアーキテクト(SAA)試験では、
高可用性・セキュリティ・スケーラビリティと並んで
コスト最適化が非常に重要なテーマです。
本記事では、試験によく出る
コスト最適化に関するAWSサービス・考え方・キーワードをまとめます。
コスト最適化の基本原則
試験で問われるコスト設計の基本は以下の3つです。
- 使った分だけ支払う(サーバーレス)
- 長期利用は割引を使う(RI / Savings Plans)
- データ転送量を減らす(CloudFront / VPC内通信)
コンピューティング系のコスト最適化
EC2の料金モデル(超頻出)
| 料金モデル | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| オンデマンド | 契約なし・高い | 短期利用・検証 |
| リザーブドインスタンス(RI) | 最大72%割引・インスタンスタイプ固定 | 長期利用・構成が固定 |
| Compute Savings Plans | インスタンスタイプやリージョンに依存せず、EC2 / Fargate / Lambda に適用できる柔軟な割引モデル | 長期利用・将来構成変更の可能性あり |
| EC2 Instance Savings Plans | インスタンスタイプ固定・リージョン固定 | 構成が決まっている場合 |
| Spotインスタンス | 最大90%割引・中断あり | バッチ処理 |
ポイント(試験向け)
- 長期間稼働 → RI または Savings Plans
- 将来インスタンスタイプやリージョン変更の可能性あり → Compute Savings Plans
- 構成が固定 → EC2 Instance Savings Plans
- 中断OKな処理 → Spotインスタンス
ストレージ系のコスト最適化
S3 ストレージクラス
| クラス | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| Standard | 頻繁に使う | 通常データ |
| IA | 低頻度 | バックアップ |
| One Zone-IA | AZ1つ | 再作成可能データ |
| Glacier | 長期保存 | アーカイブ |
| Deep Archive | 最安 | 法的保存データ |
S3 ライフサイクルポリシー
自動的にデータを安いストレージへ移動できます。
例:
Standard → IA → Glacier
データ転送コスト最適化
転送コストが高くなりがちな構成
- NAT Gateway経由の通信
- インターネット経由の大量通信
転送コスト削減方法
| 方法 | 効果 |
|---|---|
| CloudFront | キャッシュで転送量削減 |
| VPCピアリング | インターネット不要 |
| Direct Connect | 大容量転送で安い |
サーバーレスでコスト削減
AWS Lambda
- 実行時間分のみ課金
- サーバ管理不要
- 短時間処理向き
Step Functions Express
- 大量イベントを低コスト処理
- IoT / ログ処理向き
分析・ログ系サービスのコスト最適化
Amazon Athena
- S3上のデータを直接SQL分析
- サーバーレス
- クエリした分だけ課金
Redshiftより低コストなケースが多いです。
コスト管理サービス(試験頻出)
| サービス | 用途 |
|---|---|
| Cost Explorer | コスト分析 |
| AWS Budgets | 予算超過アラート |
| コスト配分タグ | 部署別コスト管理 |
試験によく出るキーワード
| キーワード | 連想する解答 |
|---|---|
| 長期間利用 | RI / Savings Plans |
| 柔軟な割引 | Compute Savings Plans |
| バッチ処理 | Spot |
| 古いデータ | Glacier |
| 世界配信 | CloudFront |
| SQL分析 | Athena |
| 管理負荷削減 | サーバーレス |
| 転送コスト削減 | Direct Connect / CloudFront |
覚えておくポイント
- 長期稼働 → RI / Savings Plans
- 柔軟な割引 → Compute Savings Plans
- バッチ処理 → Spot
- 古いデータ → Glacier
- 分析 → Athena
- 配信 → CloudFront
- 管理削減 → サーバーレス