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JetBrains AI の「Next Edit Suggestions(NES)」のご紹介

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Last updated at Posted at 2026-02-26

はじめに

こんにちは、JetBrains公式代理店NATTOSYSTEMのねばねばです。
AI生成コードは「動くけれど、まだ本番品質ではない」ということがあるかと思います。

  • プロジェクトの設計思想と微妙にズレている
  • 命名規則が統一されていない
  • 関連箇所の修正が漏れている
  • アーキテクチャに完全には沿っていない

今回は、JetBrains の公式動画で紹介されているNext Edit Suggestions(NES) についてまとめます。

Next Edit Suggestions(以下NES)とは?

NESは、JetBrains IDEに統合されている編集支援機能です。

従来のコード補完が「次の1行」を予測するのに対し、
NESは「次に必要な編集」を予測します。

公式動画では、次のように説明されています。

NESは、あなたの編集“テキスト”ではなく“意図”を理解する。

単なる文字列補完ではなく、変更の意味や影響範囲を踏まえて提案を行うのが特徴です。

活躍する場面

  • メソッド名をリネームした
  • 新しい引数を追加した
  • クラスの構造を変更した

こうした変更は、プロジェクト全体に波及する可能性があります。

NESは編集を検知すると、

  • 影響範囲のある変更を推測
  • 小さなdiffとしてIDE内に表示
  • レビュー・適用・修正を選択可能

という流れでサポートします。

そして常に開発者が最終判断をするという設計になっています。

技術的な仕組み(動画内説明より)

公式動画によると、NESは以下を組み合わせています。

  • JetBrains IDEのネイティブなコード理解
  • 編集提案に特化したファインチューニング済みクラウドモデル
  • 直近の変更履歴をコンテキストとして利用

image.png

その結果、

  • グローバルで低レイテンシ
  • プロジェクト構造を理解した提案
  • 変更による破壊的影響の予測

が可能になっています。

さらに、NESはAIクォータを消費しないという点も強調されています。

コード補完との違い

公式動画では、次のような対比が紹介されています。

従来の補完 NES
次の行を予測 次の編集を予測
タイピングを高速化 編集・リファクタリングを高速化
局所的 横断的・構造的
  • AIでコードを生成する
  • NESで整合性を保ちながら洗練する

という「連続した開発体験」を目指していることがわかります。

開発者の責任を支える設計

動画の最後で強調されているのは、

コードを出荷する責任は常に開発者にある

というメッセージです。

NESは、

  • 変更の影響を可視化し
  • 制御権を常に開発者に残し
  • アーキテクチャ整合性を保つ

ためのサポート機能として設計されています。AI生成コードを“自分のコード”に仕上げるための支援機能という位置付けです。

まとめ

Next Edit Suggestions(NES)は、

  • 編集の意図を理解する
  • 影響範囲を提案する
  • diff形式で安全に適用できる
  • 開発者主導を維持する

JetBrains AIによる「コード生成」だけでなく「整合性維持」の支援を受けることができます。そしてJetBrains IDEはコードベース全体を理解する開発プラットフォームだと感じさせられます。

JetBrains IDEを利用している方は、公式動画もぜひチェックしてみてください。

ナットウシステムからのお知らせ

NATTOSYSTEM は JetBrains 製品に関するご質問、ご相談等を受け付けております。
どんな質問でも構いませんので、弊社のXまたはメールでご連絡ください。

参考資料

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