1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

JetBrains IDEのエディタの新しいキャレット移動と選択挙動 EAP

1
Last updated at Posted at 2026-02-20

はじめに

こんにちは、ねばねばです。
今回は2026年2月に公開されたJetBrains公式ブログの記事で、JetBrains IDEのエディタ体験の改善が紹介されています。
本記事ではその内容をご紹介いたします。

今回のアップデート内容

今回のアップデートは、JetBrains IDE(IntelliJ IDEA / WebStorm / PyCharm など)のエディタ操作体験の改善です。
主な変更点は、

  • キャレット(カーソル)のスムーズなアニメーション
  • テキスト選択時のハイライト挙動の見直し

どちらも派手な新機能ではありませんが、日々のコーディング体験に直接影響する重要な改善です。

要点まとめ

1. 選択範囲のハイライト挙動の改善

これまでのIDEでは、行をまたぐ選択を行った際に「行末の空白部分」までハイライトされるケースがありました。

今回の変更では:

  • 実際に存在する文字部分のみをハイライト
  • 行末の余白はハイライトしない

これにより、

  • どの文字が選択されているのかが明確になる
  • 視覚的ノイズが減る
  • コピー対象の範囲が直感的に理解しやすくなる

特に複数行編集やリファクタリング時に、選択範囲の認識精度が向上します。

2. スムーズなキャレット移動アニメーション

従来は、キャレットが移動するときに「瞬間的にジャンプする」挙動でした。

今回のアップデートでは、キャレットの移動にアニメーションが追加され、視線が自然に追従できるようになっています。
これは YouTrack(開発チーム向けのプロジェクト・課題管理ツール)で長らくユーザーからのリクエストで今回実装にいたったようです。
リクエストのリンク:
https://youtrack.jetbrains.com/issue/IJPL-793/Smooth-caret-movement-animation-in-the-editor

  • 滑らかな移動で視線移動が自然になる
  • レスポンス性能は維持
  • 長距離移動時でも違和感が少ない

3. 2つの移動モード

キャレット移動には複数のモードが追加されました。

Snappyモード

  • 目的位置に素早く到達
  • 到達後にスムーズに減速するアニメーション

Glidingモード

  • 全体的にゆったり滑るように移動

好みに応じて切り替えが可能で、従来の挙動に戻すこともできます。

4. キャレットのビジュアル刷新

アニメーションだけでなく、見た目にも変更があります。

  • よりスムーズな点滅
  • 角丸デザイン
  • Islands UIテーマとの統一感

従来挙動との比較

項目 従来 今回のアップデート
キャレット移動 瞬間ジャンプ スムーズアニメーション
選択ハイライト 行末余白も含む場合あり 実際の文字のみ
カーソルデザイン 標準的な矩形 角丸+滑らかな点滅
カスタマイズ 限定的 モード切替可能

設定方法

Version 2026.1 Early Access Program(EAP)ビルドで試すことができます。

設定画面から以下を変更できます。

設定>エディター>一般>外観>キャレットをスムーズに移動させる

image.png

まとめ

今回のアップデートは、機能追加というより「体験の質」を向上させる改善です。

  • 視認性の向上
  • キャレット移動の自然さ
  • モダンなビジュアル
  • ユーザー好みに応じた挙動切替

派手さはありませんが、日常的にIDEを使う開発者ほど恩恵を受けやすいアップデートといえるでしょう。

EAPを利用している方は、ぜひ一度試してみてください。

またリリース予定日:IntelliJ IDEA は 3月17日、その他の IDE は 3月下旬〜4月上旬 の予定です。

ナットウシステムからのお知らせ

NATTOSYSTEM は JetBrains 製品に関するご質問、ご相談等を受け付けております。
どんな質問でも構いませんので、弊社のXまたはメールでご連絡ください。

参考資料

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?