はじめに
こんにちは、JetBrains公式代理店NATTOSYSTEMのねばねばです。
昨日(2026年1月29日)は、「Qiita AI Summit 〜AI時代が訪れた今、開発組織のあり方を考える〜」のオフラインイベントに参加してきました。
AI 時代における開発組織のあり方や、社内での AI 導入に関する実践的な知見を知ることができ、大変有意義な時間でした。
このような貴重な機会を提供してくださった Qiita イベント運営の皆さまに感謝いたします。
さて、本記事では、公式の記事の内容をもとに、ACP Agent Registry の概要をご紹介いたします。
近年、AI コーディングエージェントが急速に増えています。多様な選択肢が登場している一方で、各エージェントと IDE 間の統合がバラバラであったため、これを解決するために策定されたのが Agent Client Protocol(ACP) です。そして、その実装の一部として ACP Agent Registry が公開され JetBrains IDE が対応しました。
ACP(Agent Client Protocol)とは
・ACP は JSON-RPC を利用してメッセージをエンコードし、エージェントとクライアント(エディタ/IDE)が通信するプロトコルです。
JSON-RPC は標準のリクエスト/レスポンスおよび通知形式を提供する仕様で、ACP ではその形式を用いて双方向の通信を行います。
https://agentclientprotocol.com/protocol/transports?utm_source=chatgpt.com
対応すれば、どの ACP クライアントでもどの ACP エージェントでも動作する という仕組みです。
この標準化により、IDE 側は個別のエージェント実装を気にせず接続可能になり、エージェント側は複数 IDE に対して同じインターフェースで機能を提供できます。
ACP Agent Registry とは
ACP Agent Registry は、ACP に準拠したエージェントを一覧化し、配布と導入を容易にする公式レジストリ です。
公式ドキュメントによれば、これは ACP 対応のエージェントを簡単に見つけ、クライアント(IDE など)にインストールするための仕組みとして設計されています。
登録されているエージェントの一覧例
公式レジストリに収録されている代表的なエージェントは以下の通りです。これらはレジストリに登録済みで、自動インストールが可能です。
- Auggie CLI
- Claude Code
- Codex CLI
- Factory Droid
- Gemini CLI
- GitHub Copilot
- Mistral Vibe
- OpenCode
- Qwen Code
JetBrains IDE での導入
JetBrains のブログ記事では、ACP Agent Registry が JetBrains IDE と Zed に統合されていること が説明されています。JetBrains IDE からレジストリにアクセスし、ワンクリックでエージェントをインストールして利用できます。
JetBrains AI (253.30387.147) を搭載した JetBrains IDE (2025.3.2+) の導入手順
- IDE の設定画面で Tools → AI Assistant → Agents を開く
- Install From ACP Registry… を選択
- 利用したいエージェントを選び、インストールする
インストール後はそのままエディタ内の AI Chat などからエージェント機能を利用できます。
エージェントに対する契約(サブスクリプションや API キー)は各エージェント側で管理する必要があります。

Registry
手動でエージェント設定を行う場合、JSON ファイルを書いたり CLI でインストールしたりする必要がありましたが、Registry を利用することでその手間が大幅に軽減されます。
- エージェントの一覧を容易に参照できる
- 環境設定なしに導入できる
- タスクごとにエージェントを切り替えられる
- バージョン更新や追加を維持できる
これにより「AI エージェントを IDE に縛られず自由に選べる」ことが、JetBrains のブログで強調されています。
まとめ
ACP Agent Registry の公開により、AI コーディングエージェントを気軽に選び、IDE や設定方法を強く意識することなく、自分の用途に合った AI エージェントを使えるようになりました。
Agent Registry に対応したことで、AI エージェント選択の自由度と利便性が向上し、「まず使ってみる」という選択がしやすくなったかと思います。
今後も対応エージェント数は増えいくことが期待されます。
さまざまな AI エージェントが JetBrains IDE で利用できるようになることで、開発者にとってより柔軟な開発環境が広がっていくでしょう。
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