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JetBrains IDEに「Bring Your Own Key(BYOK)」が正式対応

Last updated at Posted at 2025-12-23

JetBrains IDEに「Bring Your Own Key(BYOK)」が正式対応

こんにちは、JetBrains公式代理店NATTOSYSTEMのねばねばです。

2025年12月、JetBrainsは公式ブログにて「Bring Your Own Key(BYOK)」の正式リリースを発表しました。
これは、OpenAI や Anthropic などの 外部AIプロバイダーのAPIキーを、JetBrains IDE内で直接利用できるようにする機能 です。

この記事では、公式発表の内容とコメント欄の内容を整理し、BYOKの正しい理解と使いどころをまとめます。


BYOKとは何か

BYOKは、JetBrains AIのクレジットやサブスクリプションを使わずに、自分で契約しているAIプロバイダーのAPIキーをIDEに登録して利用する仕組みです。

公式ブログでは、BYOKの主な目的として次の点が挙げられています。

  • 自分の契約しているAIプロバイダーを選択できる
  • コスト管理をプロバイダー側で一元化できる
  • JetBrainsにAPIキーが送信されず、ローカルで管理される
  • JetBrains AIサブスクリプションなしでもAI機能を利用できる

特に、企業契約や既存のAPI利用をしているユーザーにとっては、導入しやすいのではないでしょうか。


どの機能でBYOKが使えるのか

BYOKが使える機能

  • AI Chat(チャットモード)
  • Claude Agent(Anthropicモデル)
  • Junie(OpenAI または Anthropic の公式APIを使用する場合)

BYOKが使えない/制限がある機能

  • クラウドコード補完(JetBrains AIの有効化が必須)

  • OpenRouter、LiteLLMなどのOpenAI互換エンドポイント

  • Anthropic PRO / MAX などのサブスクリプション型サービス


「Free plan limit reached」と表示される理由

BYOKを設定しているにもかかわらず、

You have reached the Free plan limit.

というメッセージが表示されるケースが多く報告されています。

これは、JetBrains AI側の状態を示すUIメッセージであり、
OpenAIやAnthropicのAPI利用上限とは直接関係ありません。

実際には、

  • APIリクエストは自分のキーで送信されている
  • OpenAI Usage Dashboardには利用が記録されている
  • それでもJetBrains AIの無料枠警告が表示される

という状態が起こります。

UI上の表示と、実際の課金・通信先が一致していないことが原因です。


JetBrains AI と BYOK の位置づけ

  • JetBrains AI

    • セットアップ不要
    • クラウド補完などIDE深部の機能に対応
    • 便利だが消費が早い
  • BYOK

    • モデル・課金の完全な自己管理
    • 企業契約やコスト最適化向き

多くのユーザーにとって現実的なのは、
「JetBrains AIを補助的に使い、BYOKを主軸にする」 もしくはその逆のハイブリッド運用です。


まとめ

BYOKの正式リリースは、JetBrains IDEにおけるAI利用の自由度を確実に広げました。

  • API課金を自分で管理したい
  • 特定モデルを確実に使いたい
  • 企業ポリシーに合わせたい

というユーザーにとっては、価値のある選択肢です。

今後、対応プロバイダーやUIの改善が進めば、BYOKはJetBrains IDEにおける標準的なAI利用形態の一つになっていくでしょう。


参考資料

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