はじめに
pipenvとVSCodeを使って開発しようと思ったときに,設定に手こずったので備忘録として書いておくことにしました.
これが自分の初めての記事なので,見苦しい点など数多くあると思いますが,温かい目で見ていただけるとありがたいです.
自分の環境はMacなのですが,おそらくWindowsでも同じような方法で解決できると思います.
問題
pipenvで作った環境がVSCodeで認識されない.これによって,pipenvを通してダウンロードしたパッケージが認識されず,importに赤い波線が表示されてしまう.
解決方法
まずpipenvで作った環境で作動しているpythonの位置を取得します.そのためにはターミナルで該当のフォルダに入り,以下のコマンドを実行します.
% pipenv shell
% which python
自分の環境では以下のようなパスが得られました.
/Users/ユーザー名/.local/share/virtualenvs/フォルダ名-C_0pq_kD/bin/python
これで得られたパスをVSCodeのsetting.jsonに書き込みます.
{
"python.pythonPath": "/Users/ユーザー名/.local/share/virtualenvs/フォルダ名-C_0pq_kD/bin/python",
}
このようにすると,VSCodeでPythonのインタプリタを選ぶときの候補にpipenvで構築したものが出てきてくれるようになります.