2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

悲願のAtCoder初入茶〜数検2級を添えて〜

Last updated at Posted at 2025-06-28

はじめに

高校2年生になりました,nasuo_71です。
この間行われたABC412で,ついに悲願の初入茶を果たすことができました!!

スクリーンショット 2025-06-28 23.36.59.png

言いたいことが 3×10⁵ 個ほどあるので,まずは色変するまでの過程を振り返っていこうと思います。

入茶のためにやったこと

0. APG4b python,AtCoder Beginners Selection
1. 過去問精進
2. 数検2級の勉強
3. アルゴリズムの勉強

0.APG4b python,AtCoder Beginners Selection

APG4b python

AtCoder Beginners Selection

まずはここから。この二つをやりきれば,情報オリンピックの一次予選を突破できるレベルにはなると思います。

1.過去問精進

AtCoder Problems と AtCoder Novisteps。

過去問精進したい時に最新の問題から埋めていきたいならAtCoder Problems,難易度順に埋めていきたいならAtCoder Novistepsがおすすめです。

Novistepsの方には「問題集」というものがあり,単元や難易度でまとまっているので初心者にはおすすめです。

一方でProblemsの方には recommendation という機能があり,自分の実力に近い問題をおすすめしてくれます。ハードですが力はつきます。

また,私は解いた問題の考察を言語化して残しておくために scrapbox というサイトにまとめています。

スクリーンショット 2025-06-27 21.45.37.png

スクリーンショット 2025-06-15 0.28.50.png

こんな感じ。

2.数検2級の勉強

競プロ上達の近道は、数学の基礎を固めること。

C問題は数学力でゴリ押せるものが半分ぐらいあります。
数I,数A,数II,数Bの勉強は,私の考察力を底上げしてくれました。
やってよかった勉強の一つです。

スクリーンショット 2025-06-27 20.05.41.png

3.アルゴリズムの勉強

アルゴ式。無料でこんなに質の良い教材があるのか...(Problems,Novistepsもそうだけど)。

アルゴリズムの中級編で行き詰まってから,「茶色になったら戻ってくるね...」と別れを告げました。これからお世話になります。

まとめ

私が考える茶色になるための近道は,

過去問精進 > 数検2級の勉強 > アルゴリズムの勉強

です(あくまで灰色から茶色になる上で)。

茶色になるにはC問題を解く必要がありますが,C問題でアルゴリズムを問う問題はあまり出ません。使ったことがあるアルゴリズムは全探索(bit全探索含む),累積和(imos法含む),二分探索,unionfind,ランレングス圧縮の5つぐらいです。
アルゴリズムを練習するよりかは,setやlistの使い方や計算量の考え方,数学的思考力を身につけた方がC問題は解けるようになると思います。また,精進に目標と締切を設定するという面において,数検2級の勉強はやってよかったなと思っています。数学の勉強,おすすめですよ〜。

今後の展望

同年代で私よりレートの高い人が200人ぐらいいるので,努力を惜しむつもりはありません。情報オリンピックのセミファイナルステージ(12月)までに入緑したいです。
そのために,先述したアルゴ式,過去問演習,基礎数学の演習などをしていきます。後悔しないように選択していきます。

最後に私の座右の銘である,東進ハイスクール講師の今井宏先生の言葉を引用して締めたいと思います。

「奇跡をおこす必要はない,その代わりどんどん進もう。」

では,また入緑記事でお会いしましょう!

$\tiny{Atcoder Problems,Atcoder Novisteps,アルゴ式に関わっている全ての人に感謝を表明します。}$

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?