はじめに
昨年9月からプログラミングスクールに通って、プログラミングを勉強し始めてから早半年、この度、自社開発企業複数社様から内定をいただくことができました。そこで、スクールのカリキュラム終了後から転職活動までの経験をこれから複数回に分けて投稿していこうと思います。こんな人もいるんだなあという感じで見てください。
これまで、シリーズ化してきた体験談も面接編でラストです。面接編は二回に分けて投稿予定で、今回はその前編です。
第一回はポートフォリオの作り方、第二回はWantedlyの活用方法について書いているので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
転職活動概要
転職活動期間
ぼくは主に2月初旬〜3月中旬にかけて約7週間ほど転職活動を行っていました。このうち、最後の2週間は、1社だけ選考を続けていた期間なので、実質の活動期間としては約5週間です。この5週間で何をやっていたかに関しては、以下の通りです。
- 最初の3週間:企業研究、面接対策、カジュアル面談、面接(2社)
- 後半の2週間:面接(10社)、企業研究
まず、最初の3週間についてですが、ここに3週間かかった理由は主に2つあります。1つは自分の行動力が足りなかったことと、もう1つはスクールの応募解禁前だったことです。このうち、前者は完全に自分自身の問題なので、もっとどんどんWantedlyで応募するなど、改善の余地はあったなと思います。ただ、前半の反省も踏まえて、後半の2週間の行動力全振りみたいな方針につながったので、この辺は何とも言えない部分です笑。この後半2週間については、以下の__転職活動戦略__の中で話そうと思います。
転職活動戦略
ぼくの転職活動の戦略(特に後半の2週間)は、シンプルに面接を__受けまくる__ことでした。具体的には、後半の__2週間で12回__面接を受けました。この期間は1日1回以上のペースで受けていたので、さすがに自分でもやりすぎかなと思う部分もありましたが、結果的には、この方法でよかったなと思います。具体的に、短期間で多くの面接を受けるメリット・デメリットをまとめると以下のようになると思います。
- メリット
進展が早い / 面接の場慣れができる / 望みを持てる選択肢が多く精神的に嬉しい / 当初志望度が高くない企業でも思わぬ良さを発見できる - デメリット
体力的にはきつい / 1回1回の面接の割り切りができない場合は精神的にきつい / 自己応募一本だと企業とのやり取りが大変
この中でも、特に1回1回の__面接の割り切り__についてお話しようと思います。ぼくは計12社の面接を経験しましたが、言葉は悪いですが、ある程度、面接練習と割り切って、志望度が高い企業から低い企業まで幅広く受けていました。個人的には、この意識が良かったなと思います。最悪、選考に落ちても精神的ダメージは少ないですし、面接の内容自体も志望動機以外はほぼ同じなので、ある程度落ち着いた心持ちで、本命の企業を受ける前に面接官の反応を確かめることができます。また、当初、志望度が低い企業でも、特にCEOやCTOの方の話に魅力を感じ、その企業の本当の良さを知れるなんてこともあるかなと思います。
以上の話から、デメリットよりメリットの方に魅力を感じる方は、短期間に多くの面接を受ける手法を取るのは向いてるのかなと思います。
また、短期間で面接をするという点は個人の向き・不向きがあるとは思いますが、多くの企業を受けるという点は、現職との折り合いがつけば、これを見てる方全員に薦めたいと思ってます。というのも、前回の投稿でも触れましたが、IT業界で実務を経験していない状態での志望順位なんて、そんなに正当性はなく、面接をしてみて企業の良さがわかることも多くあると思います。ぼくも転職活動前後で志望順位なんてまるっきり変わってます。良くも悪くも比較して初めて分かることは多いので、出来るだけ多くの企業の方の話を聞くというのは大事なことかと思います。
転職活動結果
以上の方針で転職活動を行ったぼくの戦績は、以下の通りです。
選考フェーズ | 企業数 | 備考 | |
---|---|---|---|
① | 書類応募 | 17 | 応募経路内訳 (Wantedly経由5社、スクール経由11社、その他1社) |
② | 書類通過 | 13 | 内1社はその後自主辞退 |
③ | 一次+二次面接通過 | 4 | |
④ | 最終面接通過 (内定) |
4 | 自社開発企業3社、SES企業1社 |
各選考フェーズについての話は、書類選考と面接それぞれにこだわりポイントがあって長くなりそうなので、次回の後編で書いていこうと思います。
終わりに
今回は、自分の転職活動の大まかな流れについて書いてみました。面接をやってみて思ったのは、ありきたりな話ですが、慣れがものを言う部分も多いと思うので、1回1回の結果を気にしすぎないマインドセットが大事ということでした。次回は、各選考フェーズについて詳しく書いていくので、そちらも見ていただけると嬉しいです!