#はじめに
今回はFlutter環境構築第2弾 「Xcode・iOSシミュレーターセットアップ編」です!
Flutter SDKのインストール・Flutterコマンドのセットアップがお済みでない方は、
先に「Flutter SDKインストール編」をご覧ください。
Flutter環境構築シリーズ
・Flutter環境構築 - 1(Flutter SDKインストール編)
・Flutter環境構築 - 3(Android Studio・Androidエミュレータセットアップ編)
・Flutter環境構築 - 4(VSCodeセットアップ編)
#「iOSシミュレーター実行編」でやること
本編では以下の項目を行います。
- Xcodeのインストール
- iOSシミュレーターのセットアップ
- Flutterアプリを作成し実行する
では次項目より実際に作業していきます。
#Xcodeをインストールする
1.App StoreよりXcodeをインストール
App StoreにてXcodeを検索し、インストールします。
すでにインストールされている方はアップデートがないかを確認し、
最新バージョンでなければアップデートする方が吉だと思います。
※ Flutter公式サイトより引用 ※
[ 最新の安定バージョンより古いバージョンでも動作する可能性がありますが、Flutter開発にはお勧めできません。古いバージョンのXcodeを使用してビットコードをターゲットにすることはサポートされておらず、機能しない可能性があります。 ]
2.最新Ver.のXcodeを使用するようにXcodeコマンドラインツールを構成
ターミナルにて以下を実行します。
パスワードを求められるので入力します。
sudo xcode-select --switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer
sudo xcodebuild -runFirstLaunch
3.Xcodeライセンスの確認
以下を実行し内容を確認します。
spaceキーで下にスクロールすることができます。
qキーでページを抜けることができます。
sudo xcodebuild -license
ページを抜けた後、以下を入力することでライセンスに同意します。
agree
#iOSシミュレーターのセットアップ
1.iOSシミュレーターを実行
ターミナルにて以下を実行します。
open -a Simulator
#Flutterアプリを作成し実行する
シンプルなFlutterアプリを作成し、実行していきます。
1.ディレクトリ作成
今回のサンプルアプリ用にディレクトリを作成します。
各々好きな名前で構いません。
mkdir 好きな名前
2.作成したディレクトリへ移動
cd 先ほど作成したディレクトリ名
3.Flutterアプリ作成
以下コマンドを入力すると、
先ほど作成したディレクトリの中に
my_appというサンプルのFlutterアプリが作成されます。
flutter create my_app
4.作成したmy_appへ移動
cd my_app
5.iOSシミュレーターでmy_appを実行
iOSシミュレーターを起動した状態で以下を実行します。
flutter run
するとiOSシミュレーター内でmy_appが実行されます。
右下の+ボタンを押すと数字がカウントアップされます。
ターミナルでqキーを入力するとアプリを終了できます。
これでシンプルなFlutterアプリの作成・実行ができました!
#最後に
以上で「Xcode・iOSシミュレーターセットアップ編」は終了となります。お疲れさまでした。
実機にてアプリの確認をしたい場合はFlutter公式サイトの
「Deploy to iOS devices」欄を参考にしてみてください。
最後までご覧くださりありがとうございました。
Flutter環境構築シリーズ
・Flutter環境構築 - 1(Flutter SDKインストール編)
・Flutter環境構築 - 3(Android Studio・Androidエミュレータセットアップ編)
・Flutter環境構築 - 4(VSCodeセットアップ編)
参考サイト[Flutter公式サイト]