naritomo08 の公開GitHubリポジトリを棚卸ししてみた
この記事は?
GitHubアカウント naritomo08 で公開しているリポジトリを、技術領域ごとに整理したまとめ記事です。
2026/09/07時点で、GitHub API上では公開リポジトリが 50件 ありました。
個別の記事や検証で作成したソースが増えてきたため、どのリポジトリが何のためのものかを棚卸ししておきます。
全体像
公開リポジトリを眺めると、次のような流れで技術検証を進めていることが分かります。
- Dockerを使った開発環境構築
- Laravel、Rails、Django、PhoenixなどのWebアプリ検証
- TerraformによるAWS/Azure/GCP環境構築
- ChatGPT API、画像生成AI APIを使ったアプリ検証
- Elasticsearch、Trino、Icebergを使ったログ検索・分析アプリ
- Hadoop/Hive系のビッグデータ基盤構築
インフラエンジニア視点で見ると、単体アプリを作るだけでなく、アプリを動かすためのDocker環境、クラウドインフラ、データ基盤まで含めて検証している点が特徴です。
カテゴリ別まとめ
Docker開発環境
まず多いのが、各種アプリケーションをローカルで動かすためのDocker環境です。
代表的なリポジトリは以下です。
| リポジトリ | 内容 |
|---|---|
| laravel_docker | Laravel開発用のDocker環境 |
| elixir-docker-db | DBありのElixir/Phoenix構築環境 |
| elixir-docker-nondb | DBなしのElixir/Phoenix構築環境 |
| tomcat-docker-public | Javaサーブレット開発環境 |
| django_docker | Django用Dockerベース |
| ansible-docker | Ansible実行環境 |
| terraform_docker_public | Terraform実行用の開発環境 |
| wp-docker | WordPress Docker環境 |
開発環境をDockerで固めておくと、別端末や別OSでも再現しやすくなります。
アプリケーションそのものだけでなく、実行環境をリポジトリ化しているところが実務寄りです。
Laravel / PHP
Laravel関連のリポジトリも多く、複数バージョンのLaravelを触りながら検証している形です。
| リポジトリ | 内容 |
|---|---|
| laravelapp | Laravelアプリ |
| laravelapp2 | Laravelアプリ |
| laravelapp3 | Laravelアプリ |
| laravelapp4 | Laravel10ソース |
| laravelapp5 | Laravel13ソース |
| laravel9-blog | Laravel9による簡易Blog |
| laravel9tubu-public | Laravel系つぶやきアプリ |
| laravel_gpt_public | ChatGPTとLaravelを連携したDBキーワード検索アプリ |
Laravel本体の学習だけでなく、ChatGPT API連携やECS/Fargateへのデプロイまで広げている点が面白いです。
Elixir / Phoenix
Elixir/Phoenix系は、開発環境からアプリケーション、ログ検索系のアプリまで展開されています。
| リポジトリ | 内容 |
|---|---|
| elixir-docker-db | Elixir/Phoenix構築のためのDBあり環境 |
| elixir-docker-nondb | Elixir/Phoenix構築のためのDBなし環境 |
| tubuyaki_replase_public | つぶやきサイトのElixir/Phoenix版 |
| elixir_elastic | ElixirによるElasticsearchログ検索 |
| elixir_trino | ElixirからTrino/Icebergへログ検索するアプリ |
Webアプリの置き換えや、検索基盤との接続検証にElixirを使っているため、単なる入門用ではなく、実データ検索を意識した構成になっています。
Python / AI / Webアプリ
Python系は、AI API連携や検索アプリ、Webアプリの検証が中心です。
| リポジトリ | 内容 |
|---|---|
| chatgpt_app | PythonによるChatGPT応答アプリ |
| chatgpt_webapp | ChatGPTとやり取りするWebアプリ |
| CreateAI_API | Stable Diffusion画像作成Python |
| createai_public | 画像生成AI APIキックWebアプリ |
| flask_elastic | Elasticsearchからログ検索するWebアプリ |
| flask_trino | Trino/Icebergへログ検索するWebアプリ |
| qiita_to_elastic | Qiita記事をElasticsearchへ取り込むアプリ |
| qiita_elastic_app | Elasticsearchに取り込んだQiita記事検索アプリ |
特に qiita_to_elastic と qiita_elastic_app は、Qiita記事をデータとして扱い、Elasticsearchへ投入して検索アプリ化する流れになっています。
記事管理、検索、可視化をつなげる取り組みとして、今後も発展させやすそうです。
Terraform / クラウド
Terraform関連では、AWS、Azure、GCPを横断して検証しています。
| リポジトリ | 内容 |
|---|---|
| terraform_source_public | Terraformソースサンプル |
| terraform_main_source_public | Terraform AWS実践ソース |
| terraform_azure_source_public | Azure向けTerraformソース |
| terraform_GKE_public | TerraformによるGKE立ち上げ |
| laravel-fargate-infra-public | TerraformによるECSインフラ構築 |
| laravel-fargate-app-public | GitHub ActionsによるECSへのデプロイソース |
Terraform単体の検証だけでなく、LaravelアプリをECS/Fargateへデプロイするためのインフラ・アプリを分けて管理している点が実践的です。
ビッグデータ / ログ分析
最近のリポジトリでは、ログ検索やデータ基盤との接続が目立ちます。
| リポジトリ | 内容 |
|---|---|
| bigdata_kiban | Hadoop Bigtop + Hive PostgreSQL metastoreをUbuntu 24.04で構築するAnsible一式 |
| flask_trino | Trino/Icebergへログ検索するWebアプリ |
| elixir_trino | ElixirからTrino/Icebergへログ検索するアプリ |
| flask_elastic | Elasticsearchからログ検索するWebアプリ |
| elixir_elastic | ElixirによるElasticsearchログ検索 |
Hadoop/Hive/Iceberg/Trino/Elasticsearchといった技術を、単体の検証ではなくWebアプリから検索するところまでつなげています。
データ基盤を構築して終わりではなく、「使う側のアプリ」まで作っているのが良い流れです。
最近更新されたリポジトリ
2026年に更新されているリポジトリを見ると、ログ分析、Elasticsearch、Trino、Qiita記事検索、Elixir/Phoenix、Laravelの検証が中心になっています。
| リポジトリ | 主な言語 | 概要 |
|---|---|---|
| qiita_elastic_app | JavaScript | Elasticsearchに取り込んだQiita記事検索アプリ |
| qiita_to_elastic | Python | Qiita記事のElasticsearch取り込み |
| cobol_calculator | JavaScript | バックエンドにCOBOLを使用した電卓 |
| flask_trino | Python | Trino/Icebergへログ検索するWebアプリ |
| elixir_trino | Elixir | ElixirからTrino/Icebergへログ検索するアプリ |
| flask_elastic | Python | Elasticsearchからログ検索するWebアプリ |
| elixir_elastic | Elixir | ElixirによるElasticsearchログ検索 |
| bigdata_kiban | Jinja | Hadoop/Hive環境構築用Ansible |
こうして見ると、2026年は「蓄積した記事やログを検索・分析できる形にする」方向が強くなっています。
まとめ
公開リポジトリ全体を棚卸しすると、以下のような技術領域を継続的に検証していることが分かりました。
- Dockerによる再現性のある開発環境構築
- Laravel、Django、PhoenixなどのWebアプリ開発
- Terraformによるクラウド環境構築
- ChatGPT API、画像生成AI APIを使ったAIアプリ開発
- Elasticsearch、Trino、Icebergを使った検索・分析基盤
- Hadoop/Hiveを中心としたビッグデータ基盤
個人的には、今後は以下のように整理していくと、さらに使いやすくなりそうです。
- 各リポジトリのREADMEに対応Qiita記事へのリンクを追加する
- リポジトリ名、記事名、用途を一覧化する
- Docker ComposeやTerraformの起動手順をテンプレート化する
- ログ分析系リポジトリを1つのシリーズとしてまとめる
Qiita記事とGitHubリポジトリをセットで管理しておくと、後から見返したときに「なぜ作ったか」「どの記事と対応しているか」が分かりやすくなります。
今回の棚卸しをベースに、今後の検証リポジトリも整理していきたいと思います。