はじめに

naritomoと申します。

本職はインフラエンジニアを行っています。
wordpressについて、開発環境構築方法について投稿したいと思います。

いろいろアドバイスいただけると嬉しいです。

立ち上げ概要

macを使用してvscode+git環境を作り、
docker-composeを使用して立ち上げるものになります。

必要なソースは以下にまとめてあります。

dockerソース

インフラエンジニアとしてDockerから触れたほうが扱いやすく、
以下の利点を感じられたため、開発環境構築ではDockerを使用することを
推しています。

OS問わず同じ開発環境での開発が可能
インフラ/アプリエンジニアでのコラボがしやすい。
　 (具体的にはインフラ屋でOS/開発環境のベース環境を構築し、
　　アプリエンジニアで本来行うべき開発業務に集中できる。)
本番Web環境で多く使用されているAWS/AzureなどのIaaSサービス
　に対し、Docker資産を使用できる。

一応、本番環境展開にPaaSを使用する手はありますが、
AWS/Azureを絡めたほうが業務につながるとみています。

mac+DockerCompose+vscode+gitでの環境を構築してること。

$ git clone https://github.com/naritomo08/wp-docker.git
$ cd wp-docker
*フォルダ名は任意のものに変更できる。

後にファイル編集などをして、git通知が煩わしいときは
作成したフォルダで以下のコマンドを入れる。

 rm -rf .git

$ docker-compose up -d

docker-compose.ymlが存在するフォルダーで以下のコマンドを実行する。

$ docker-compose up -d

docker-compose.ymlが存在するフォルダーで以下のコマンドを実行する。

$ docker-compose stop

docker-compose.ymlが存在するフォルダーで以下のコマンドを実行する。

$ docker-compose down

$ docker-compose exec wordpress /bin/bash

$ docker-compose exec mysql /bin/bash

今回のソースについて、コンテナ作成時に以下の
wordpressソースをローカルに保管するようにしています。

以下のローカルフォルダをコンテナ停止状態でgitに保管して
他の開発環境に持っていくことで流用することが出来ます。

本Dockerに再度展開するときはコンテナファイル展開先のローカルにして、
他のすでに立ち上げている環境ではコンテナ内のフォルダへオフライン
状態で展開してください。

DBの移行についてはここでは割愛します。
DBのバックアップ/リストアについてはadminerからのインポート/エクスポートをおすすめします。

ローカル	コンテナ内のフォルダ	概要
./docker-data/mysql/	/var/lib/mysql	MySQLのデータベース
./docker-data/wordpress/themes	/var/www/html/wp-content/themes	WordPressのテーマが保存されるフォルダ
./docker-data/wordpress/plugins	/var/www/html/wp-content/plugins	WordPressのプラグインが保存されるフォルダ
./docker-data/wordpress/uploads	/var/www/html/wp-content/uploads	WordPressにアップロードしたメディアが保存されるフォルダ

本記事以外にもElixir/rubyについても同様のものを上げていますので、
参照していただいてこちらにも挑戦していただければと思います。