はじめに
この記事はAWS SAA試験勉強のための、S3のストレージクラスに関する知識のまとめです。
Standard
名前の割に、一番高価。
東京リージョン(ap-northeast-1)のS3標準を使用している場合、ファイルがPUTされるとap-northeast-1の複数のAZに複製されます。
Standard-IA(Infrequency Access)
低頻度アクセスデータ用のStandardよりも安価なストレージ。
Standardと異なるのはS3 One Zone-IAやStandard IAはデータ取得されないことを前提としているため、データ取得時には課金が発生することです。
また、データは1つのAZのみに保存されます。
One Zone-IA
ログファイルのコピーを保存するためのストレージというのはS3 One Zone-IAを利用する典型例となっています。
S3 Intelligent-Tiering
S3 Intelligent-Tiering は、アクセスパターンが変化するときに 2 つのアクセス階層間 (高頻度アクセスと低頻度アクセス) でデータを自動的に移動してコスト最適化を達成するストレージクラスです。
例えば、アクセスパターンをモニタリングし、30日間アクセスされてないデータを低頻度のアクセス階層に自動で移動させます。
Amazon S3 Glacier
Amazon S3 GlacierはS3のストレージクラスに位置付けられているものの、Amazon S3 Glacierというアーカイブ用のストレージとして機能や仕組みがAmazon S3のストレージクラスとは異なっています。
GlacierのファイルはRedShiftなどを使っても解析できません。
Glacier Deep Archive
アーカイブデータを取り出す際は12時間以内となっています。
Glacier Flexible Retrieval
標準取り出しでは、 3〜5 時間以内にすべてのアーカイブにアクセスできます。
迅速読取を利用することで1分~5分ほどでデータを取得することができます。
Glacier Instant Retrieval
滅多にアクセスがされないアーカイブ用データの中でもデータ取得時には即時にアクセス可能な特殊なストレージ。