rbenvにPATHを通す
rbenvコマンドを利用するために、rbenvにpathを通します。
pathを通すとは、コマンド実行ファイルを探しに行くパスを追加することです。
手順
自分のターミナルで起動しているシェルの確認
$ echo $SHELL
/bin/bashのように最後がbashなら、bashが起動
/bin/zshのように最後がzshなら、zshが起動
起動しているシェルによってPATHを記述する設定ファイルが異なります。
bashの場合は~/.bash_profile、zshの場合は~/.zshrcです。
bashの場合
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
zshの場合
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
$ echo 'if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi' >> ~/.zshrc
$ source ~/.zshrc
Rubyをインストールする
以下のコマンドでインストール可能なrubyのバージョンを確認
$ rbenv install --list-all
Available versions:
1.8.5-p52
1.8.5-p113
1.8.5-p114
---省略---
2.6.0
2.6.1
2.6.2
2.6.3
2.7.0-dev
2.7.0-preview1
2.7.0-preview2
2.7.0-preview3
2.7.0-rc1
2.7.0-rc2
2.7.0
2.7.1
2.8.0-dev
それでは、以下のコマンドを実行
$ rbenv install 2.6.3
インストールが完了したら、PC内で共通に使うためにグローバルで利用するバージョンを設定
$ rbenv global 2.6.3
また、今いるディレクトリでのRubyのバージョンも2.6.3に変更
$ rbenv local 2.6.3
Rubyのバージョン情報を確認します。
$ ruby -v
ruby 2.6.3p83 (2020-03-31 revision a0c7c23c9c) [x86_64-darwin19]
これでrubyのバージョンを設定できました。
必要なバージョンのrubyをインストールして、切り替えることができます。
pathの設定は結構忘れがちなので注意しましょう!
pathが通っていない場合は、いくらrbenv local(global)で設定しても反映されません。