はじめに
こんにちは、インティメート・マージャーの直人です。
以前から気になっていた Manus を、最近使い始めました。
使い始めて1ヶ月ほど経ったので、紹介記事を書いてみようと思います。
最近ではモデルが Manus 1.6 にアップデートされ、モバイルアプリの開発もできるようになりました。
自分が Manus を使い始めたきっかけは、Webアプリの開発からデプロイまでをまとめて任せられることに魅力を感じたからです。
フロントエンドだけでなく、バックエンドやDBまで含めて作ってくれて、完成したら誰でもアクセスできる形で公開することもできます。
Manusとは
Manus は「自律的な汎用AIエージェント」と言われます。
ChatGPT や Gemini ではテキストでのやり取りが中心なのに対して、Manus では調査・実装・ファイル生成・デプロイなどをまとめて進めて、最終的に“使える形の成果物”まで作り切れるのが特徴です。
具体的には以下のようなことができます:
- Webアプリやブラウザゲームを開発してデプロイ
- 情報収集と分析を行いレポートとして出力
- プレゼンテーション用のスライドを作成
(公式Xを見て最近知ったのですが、Manusの日本語読みは「マヌス」ではなく「マナス」のようです)
Manus で使用されているAIモデルについてですが、以下のような記述がありました。
どうやら、独自のLLMを作成したわけではなく、GPT,Gemini,Claudeなどの複数のLLMを組み合わせて使用しているように読み取れます。
https://manus.im/ja/campaign/free-tokens
ManusはどのAIモデルを使用していますか?
Manusは、モデルに依存しない設計です。最新の最先端のLLM、Anthropic、Gemini、OpenAIなどの上に構築されているため、私たちのユーザーはそのすべての利点を享受できます。
公式サイトはこちらです。
料金やプラン
2025年12月時点での料金プランを簡単に記載しておきます。
プランは主にFreeプランとProプランの2種類があります。
Manusはクレジット制で、タスクの複雑さやタスク量に応じて消費されていきます。
以下のように違いを簡単にまとめました。 (細かな違いはたくさんあります)
| 項目 | Freeプラン | Proプラン |
|---|---|---|
| 利用可能モデル | Manus 1.6 Lite のみ | Manus 1.6、Manus 1.6 Max も利用可能 |
| クレジット | デイリークレジット300付与 | デイリークレジット300に加え、料金に応じてマンスリークレジット付与 |
| チャットに添付できるファイル数 | 一度に1個のみ | 複数ファイル可能 |
※ デイリークレジットは、毎日リセットされ、繰り越しはできません。
※ 無料ユーザーは月間のデイリークレジットの付与上限が設定されているようです。
詳しい料金やプランの内容は以下のリンクからご確認ください。
実際にやったこと
いくつか実際にManusを使った事例を 消費クレジット込み で紹介していきます。
使用したモデルはすべて Manus 1.6 です。
Webサイト作成
プロンプト
以下のプロンプトで、Manus 1.6 について紹介するWebサイトを作成してもらいます。
Manus 1.6 のアップデート内容を公式情報を中心に調査し、新機能を紹介するWebサイトを作成
成果物
そうすると以下のWebサイトが出来上がりました(英語で作成されてしまいましたが)。
公開操作は手動で行いましたが、公開自体は非常に簡単です。
消費クレジットは 165 でした。
今回はかなりシンプルなプロンプトで指示しましたが、かっこよく仕上げてくれました。
サイト内で使われている画像は、自分が指示したわけではなく Manus が判断して生成したものです。
このように、プロンプトからやるべきことを自分で判断して自律的に動いてくれるというのが、Manusの強みです。
Qiita記事をもとにスライドを作成
プロンプト
次はプレゼンテーション用のスライドを作成してもらいます。
以下のプロンプトと、自分の記事である Claude Code GitHub Actions で Issue から PR を自動生成 をMarkdownにして添付しました。
添付した記事をもとに、日本語のスライドを生成
スライドのデザインはいくつかテンプレートが用意されており、今回は「コバルト」で生成します。
成果物
以下のスライドが完成しました。
画像をクリックすると、スライド全体が確認できます。
消費クレジットは 174 でした。
そのままプレゼンテーションに使えるようなレベルのスライドが出来上がりました。
作成したスライドはpptx形式でダウンロードでき、手直しできるのも便利です。
スライドの公開も簡単にできるのもいいですね。
モバイルゲーム開発
プロンプト
Manus 1.6 からモバイルアプリの開発もできるようになりました。
以下のプロンプトでモバイルゲームを作ってもらいます。
スマートフォン向けのシンプルなタップアクションゲームを作成してください。
ゲームの仕様は以下の通りです。
### 基本ルール
画面上に缶が表示され、プレイヤーは缶をタップすることで銃で撃ちます。
撃つたびにスコアが1点増え、缶は少し上に飛びます。
缶は徐々に落下します。
### ゲーム進行
一定時間ごとに新しい缶が1個追加されます。
缶が1つでも画面下に落ちたらゲームオーバーです。
### ゲームオーバー
ゲームオーバー時に最終スコアを表示します。
「リトライ」ボタンで再スタートできるようにします。
成果物
モバイルゲームが出来上がり、プレビュー画面からも動作確認できました。
スマホでのプレビューにも対応しており、右側のQRコードを読み込むことでExpo Goアプリを使ってテストすることができます。

今回は初回のプロンプトの一発作成だけではなく、いくつか機能追加やバグ修正もしてもらいました。
消費クレジットは 678 でした。
作成したスマホアプリは実際に Google Play に公開できるようです。
自分が欲しいスマホアプリやゲームを、自分で作って活用したり遊んだりする時代になってきているのかもしれませんね。
所感
作成されるWebアプリやスライドはどれもクオリティが高く、全体としてはかなり満足しています。
短いプロンプトでも意図をうまく汲み取って、必要なら画像を生成したり、公式情報を調べて内容に反映したりと、自律的に動いてくれるのがありがたいポイントです。
一方で、クレジットの消費はそれなりに激しいので、タスクを気軽に投げるのは少し躊躇してしまいます。
間違った方向性でしばらく動いて数百クレジットを消費したときは落ち込みます。
そのため自分は、いきなり Manus に全部任せるというより、まずは ChatGPT や Gemini に同じプロンプトを試して、デザインや機能の方向性が想定とズレていないかを確認してから Manus に依頼する、という運用を試しています。
また、GitHub 連携もできるため、Manus で書いてもらったコードをリポジトリに push させることもできます。
そうしてローカルに持ってきて、Codex CLI で軽い機能追加やバグ修正などの細かい手直しを入れる運用も試しています。
おわりに
「とりあえず触ってみたい」なら、Free プランのデイリークレジットでも十分試せます。
気になっている人は、まず1つ成果物を作らせてみると、雰囲気が一気に掴めるはずです。
また、以下のページではユーザーのユースケースが紹介されています。
こちらでは、プロンプトと成果物だけでなく、Manus がどんな順序でタスクを進めたかも追える(リプレイが見れる)ため参考になると思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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