#最初に
コンテキストメニューとは、WindowsやMac OS上でマウスを右クリックしたときに出てくるメニューのことです。
ここでは、Windowsのコンテキストメニューに「VSCode」で開くを追加する方法を解説します。
※レジストリをいじるので自己責任でお願いします。
#2020/06/11追記
https://qiita.com/kaityo256/items/7fefd1d1463184ae1420
の記事で紹介されているとおり、「VSCode」で開くを追加したいだけならレジストリをいじる必要はありませんでした。
以下の内容は他の用途でコンテキストメニューをいじるときに参考になるかもしれないので一応残しておきます。
#手順
- レジストリエディタをひらく
- コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell配下にVScodeを追加する
- VSCode配下にcommandを追加する
レジストリエディタをひらく
Window + r のショートカットで下イメージが表示されますので、そのまま「OK」を押します。
コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell配下にVScodeを追加する
レジストリエディタが開いたら、コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell配下にVSCodeを追加してください。
shellを右クリックで開くコンテキストから「新規」→「キー」で追加できます。
「VSCode」を追加したら(規定)部分を右クリックしてください。「修正」というメニューがありますので、そこで「VSCodeで開く」を設定してくさい。するとデータ部分に値がはいります。この部分がコンテキストメニューに表示されるメニューの文言になります。
VSCode配下にcommandを追加する
「VSCode」を追加したときと同様にコンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell\VSCode配下にcommandを追加してください。
そしてデータに「"C:\Program Files\Microsoft VS Code\Code.exe" "%1"」を設定してください。
これがコンテキストで「VSCodeで開く」を押したときに実行されるコマンドになります。%1の部分にはフォルダのパスが入ります。
※VSCodeのインストール先が異なる場合は環境に合わせて変更しください。
以上で終了です。
試してみる
フォルダを指定して右クリックでコンテキストメニューに「VSCodeで開く」が表示されていれば成功です。
クリックしてもVSCodeが実行されない場合は、コマンドが間違っている可能性が高いです。コマンドプロンプトから実行できるか確認してみましょう。