WiFi
WioTerminalでWiFi Analyzerを作成した記事があったので、試してみた。
基本的には、記事に従って手順を進めていく。
Firmwareのアップデート
WioTerminalのワイヤレス通信用ファームウェアをアップデートする。
手順はqiitaの記事Wio Terminal RTLファームウェアのアップデート手順(Windows)を参考に行う。
記事の中でブートローダモードに切り替えるとあるが、切り替えは以下の記事がわかりやすい。
Wio TerminalのUSB書き込みエラーの回復方法
FirmwareはSeeed ambd firmwareで公開されている最新版v2.1.3_JPをダウンロードして書き込んだ.
Arduino_GFX Libraryの準備
githubからAruduino GFX Libraryをダウンロードし、Aruduino IDEのライブラリに追加する。
ライブラリに追加できたら、
スケッチ例>GFX Library for Arduino>WiFiAnalyzer>WioWiFiAnalyzer
を選ぶと,WiFi Analyzerのサンプルスケッチが開く.
必要なライブラリをインストール
ソースコード中に必要なライブラリの記述があるので、インストールする。
Seed Aruduino rpcWiFiについては最新が1.1.0だが、1.0.7にする。
1.1.0でコンパイルすると、画面がブラックアウトして動作しない。
/*
* Wio WiFi Analyzer
* Require Wio Terminal.
*
* Libraries:
* https://github.com/Seeed-Studio/Seeed_Arduino_FS/releases/tag/v2.0.2
* https://github.com/Seeed-Studio/Seeed_Arduino_SFUD/releases/tag/v2.0.1
* https://github.com/Seeed-Studio/Seeed_Arduino_mbedtls/archive/d1ca0175e24768120781bf4a43a1fb2c39fce85f.zip
* https://github.com/Seeed-Studio/Seeed_Arduino_rpcUnified/releases/tag/v2.1.1
* https://github.com/Seeed-Studio/Seeed_Arduino_rpcWiFi/releases/tag/v1.0.2
*
* Firmware:
* https://github.com/Seeed-Studio/seeed-ambd-firmware/releases/tag/v2.1.1
*```
書き込み
Aruduino IDEからWioTerminalへ書き込むとWiFiAnalyzerが動く.
表示の回転
ディスプレイの向きを変更するには、118行あたりに以下を追加
gfx->setRotation(3); //0:0, 1:90, 2:180, 3:270