参考
概要
OpenCVが依存してるライブラリだけapt-getで入れちゃえば、ラズパイ用にビルドされたバイナリをpipでインストールするだけで済むよ。(自分でビルドする必要がないよ)
ただ、ラズパイ4用に最適化されてるかに関してはぶっちゃけわからないです...。
依存関係を入れる
# ビルドツール関係(もしかしたらいらないかも)
sudo apt-get install build-essential cmake pkg-config
# 画像関係
sudo apt-get install libjpeg-dev libtiff5-dev libjasper-dev libpng-dev
# 動画関係
sudo apt-get install libavcodec-dev libavformat-dev libswscale-dev libv4l-dev
sudo apt-get install libxvidcore-dev libx264-dev
# 最適化関係
sudo apt-get install libatlas-base-dev gfortran
# HDF5関係
sudo apt-get install libhdf5-dev libhdf5-serial-dev libhdf5-103
# Qtライブラリ
sudo apt-get install libqtgui4 libqtwebkit4 libqt4-test python3-pyqt5
sudo apt-get install python3-dev
pipでopencvを入れる
https://www.piwheels.org/simple/opencv-contrib-python/ にラズパイ用にビルドされたwhlが置かれている。
おかげさまで自分でビルドせずに済む。
pip3 install opencv-contrib-python
とすればそこから勝手に最新を取ってきてインストールされるのだが、この記事執筆時点での最新バージョン4.1.1.26
にはバグがあり、正常に読み込むことができない。(参考:https://github.com/piwheels/packages/issues/59)
よって、少し前のバージョンのopencvを入れる。
pip3 install opencv-contrib-python==4.1.0.25
テスト
import cv2
print(cv2.__version__) # 4.1.0
が動いたら成功。
もしimportに失敗する場合、依存関係が足りていないと思われるので各自ググって足りないものを入れてください。