■背景
普段、私自身LaravelやCakePHPを使用しているが、PHPのフレームワークは数多く存在する。
下記、調査しましたので記事に残して置きます。
・フレームワークの種類
・GitHubスター数の比較
・案件数
・Google Trendsによるトレンド比較
■PHPフレームワークの種類
PHPには下記フレームワークが存在します。
◆Laravel
Laravelは2011年にリリースされたPHPのフレームワークです。
PHPフレームワークの中では後発ながら、その手軽さや扱いさすさから人気を集め、今やPHPの中でも代表的なフレームワーク。
◆CakePHP
CakePHP は2005年に登場したフレームワークです。
「Ruby on Rails」の概念を踏襲したフレームワークとなっていて、Railsの良い部分をPHPで実現したフレームワークだと言えるもです。
◆Symfony
Symfonyは、2005年に登場したMITライセンスに基づくオープンソースのPHP5用フレームワークです。SymfonyはMojaviから派生し、Ruby用フレームワークRuby on Railの影響を色濃く受けて作られたフレームワークです。
Symfonyの特徴として、バンドルという概念を持っていること、幅広いOSやデータベースに対応していること、プラグインによる機能追加ができることなどが挙げられます。
Symfonyは比較的大規模な開発に適しているPHPフレームワークです。
◆CodeIgniter
CodeIgniterは、2006年に登場したPHPフレームワークです。
CodeIgniterの特徴として、軽量かつ高速動作が可能であることフル機能のWebアプリケーションを作成できること、処理構造を把握しやすいこと、日本語ドキュメントが比較的豊富で学習コストが低いことなどが挙げられます。
Symfonyは小〜中規模な開発に適しているPHPフレームワークです。
◆ZendFramework
ZendFrameworkは、2006年にリリースされたBSDライセンスに基づくPHP5用MVCフレームワークです。
ZendFrameworkの特徴として、シンプルな構造であること、拡張性が高いこと、オブジェクト指向であることなどが挙げられます。
◆Phalcon
Phalconは、2012年に登場したフルスタック高速PHPフレームワークです。
Phalconの特徴として、高速動作できること、Windows、MacOS、Linuxに対応していること、プロジェクト・アプリケーションの規模に応じた開発が可能であることなどが挙げられます。
Phalconは自由度が高いため、属人的なフレームワークになりやすいことに注意しましょう。
◆FuelPHP
FuelPHPは、2010年に登場したFuelPHPは高速かつ軽量なオープンソースPHPフレームワークです。
FuelPHPの特徴として、シンプルな構造であること、「規約よりも設定」のコンセプトを元に設計されているおり柔軟で自由度の高いコーディングができること、などが挙げられます。
FuelPHPは自由度が高いため、属人的なフレームワークになりやすいことに注意しましょう。
FuelPHPは小・中規模な開発に適しているPHPフレームワークです。
◆CodeIgniter
◆ZendFramework
◆Phalcon
◆Slim
◆Yii
◆FuelPHP
◆Flight
■PHPフレームワークのリリース
◆Laravel・・・2011年
◆CakePHP・・・2005年
◆Symfony・・・2007年
◆CodeIgniter・・・2006年
◆ZendFramework・・・2007年
◆Phalcon・・・2012年
◆Yii・・・2008年
◆FuelPHP・・・2011年
■PHPのフレームワークの公開案件数
laravelが飛び抜けて多く、次にCakePHPの案件数が多いことがわかります。
■Githubスター数
PHPのフレームワークの公開案件数より、ある程度人気フレームワークが絞れてきたので、5選に絞り
Laravel GithubStar数☆ 66,179個
Symfony GithubStar数☆ 25,630個
CodeIgniter GithubStar数☆ 18,164個
CakePHP GithubStar数☆ 8,405個
Zend Framework GithubStar数☆ 5,653個
■Google Trend
日本のPHPフレームワークトレンド
海外のPHPフレームワークトレンド
・日本も海外でも現状では、Laravelが人気フレームワークがズバ抜けていることがわかります。
・日本では201７年ころまでCakePHPが人気だったことがわかります。
・海外での傾向が日本でも主流になるのかもしれない。なので、現在流行っている言語が2年後に日本でも流行る可能性があるのかもしれない。
■Laravel人気になった要因
調査してわかったことは、laravelが飛ぶ抜けて人気であった。Laravelは2016年頃から人気沸騰している。
laravelが人気になった要因としては、下記のような声が挙がっています。
・ライセンス問題
・自由なフレームワーク
・新機能搭載
・実現したいことがシンプルにできるフレームワーク
・学習コストの低さ
・プログラムの拡張性が高い
更に人気を加速させた要因
・ドキュメントの見やすさ
・情報量が豊富
■参考文献
https://vitalify.jp/app-lab/vietnam-offshore/20200609_laravel/
https://freelance-start.com/