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AWS VPCにおけるフルマネージドサービスの配置設計

Last updated at Posted at 2018-05-03

概要

VPC設計時において、フルマネージドサービスをどのサブネットに配置するべきか検討した。

サブネットの設計

サブネットは一般的に2階層、あるいは3階層に分けて設計することが多い。

階層  インバウンド アウトバウンド 概要 
public グローバルIPを持つことでインターネットと通信ができる 
protect × NAT経由でアウトバウンド通信ができる 
private × × インターネットに接続されていない閉ざされたネットワーク 

図にするとこんな感じ。

Untitled Diagram (4).png

NTPの考慮は必要か?

VPC内にEC2を設置する場合、NTPの利用を考慮すると、インスタンスは public あるいは protect に配置する必要がある (※Amazon Time Sync Serviceを使えば private にも配置可能)。

ではサブネットを3階層モデルで設計した場合、RDSを始めとするフルマネージドサービス (ElastiCacheやRedshift) は private には置けないのか?

サポートに問い合わせたので結論だけ述べると、NTPの考慮に関して言えば private サブネットに配置することは問題ないとのこと。

フルマネージドサービスにおけるNTPの動作はオフィシャルに明示されてない (ように見える) が、時刻調整に関してはインターネットにアクセスすることはないらしい。

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