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こんにちは!株式会社Refineの米田です。
本日は、マーケティングの観点からGTMとGA4の設定方法を解説しようと思います。
最後におまけでカスタムイベントの設定方法もご紹介しています!

はじめに

Googleが提供している最新版ウェブアナリティクスのことをGoogle Analytics 4(通称: GA4)といいます。GA4は、以前のバージョンであるUniversal Analytics(通称: UA)とは異なり、新しいアプローチや機能を導入しています。

本記事では、非エンジニアでもできるEC-CUBEでGTM経由でGA4を導入する方法を紹介していきます。
私自身、コードは一切書けませんが設定できたのできっと大丈夫です!!

GTMを導入する

GA4設定するにあたって、まずはGTMを導入します。

1. GTMのアカウントを発行する

GTMアカウント発行後、Googleタグマネージャーをインストールするためのコードを確認してください。
Screenshot 2023-12-07 at 19.06.45.png

2. ブロックを作成する

次に、EC-CUBEの管理画面へ行き、ブロックを作成しレイアウト管理から該当箇所に埋めます。

まずは、「コンテンツ管理 -> ブロック管理 -> 新規作成」より、先ほど確認した2種類のコードをそれぞれブロック作成し、貼り付けます。

↓こんな感じ
Screenshot 2023-12-07 at 19.12.08.png

Screenshot 2023-12-07 at 19.12.27.png

3. ブロックを配置する

作成したブロックをそれぞれの位置に配置します。
「コンテンツ管理 -> レイアウト管理」より、全てのレイアウトの

部分と部分に作成したブロックを配置します。

↓こんな感じ
Screenshot 2023-12-07 at 19.13.44.png

4. GTMのプレビューで確認する

これでGTMの導入は終わりです!
最後に、きちんとGTMが導入されているかプレビューで確認しましょう。

GTMの管理画面右上「プレビュー」から接続を確認してください。
Screenshot 2023-12-07 at 19.14.41.png

プレビュー機能でGTMの接続が確認できたら導入は完了です!!
Screenshot 2023-12-07 at 19.15.44.png

GA4を導入する

GTMが導入できたら、GA4を導入してみましょう。
GA4の導入はGTM経由で行います。

1. GA4のプロパティを発行する

GA4のプロパティを発行したら、「管理 -> プロパティ設定 -> データの収集と修正 -> データストリーム」より、測定IDを確認します。(G-から始まるIDです)

Screenshot 2023-12-07 at 19.17.41.png

2. GTMでGA4を導入する

測定IDを確認したら、GA4を導入していきましょう!
まずは、GTMの「タグ -> 新規」を押下し、タグの設定を行います。

タグの種類には「Googleタグ」を選択し、タグIDには先ほど確認した測定IDを入力します。
Screenshot 2023-12-07 at 19.18.38.png

次に、トリガーの設定を行います。
これはタグの発火条件なので「Initialization - All Pages」を選択します。
Screenshot 2023-12-08 at 10.14.52.png

これでGA4を導入するためのタグの設定は完了です!

3. GTMのプレビューで確認する

最後に、先ほどと同様にプレビューで確認して公開しましょう!
プレビューで問題なく発火を確認したら、画面右上の「公開」ボタンより、公開してください。

以上でGA4の導入は完了です!!
Screenshot 2023-12-08 at 10.17.17.png

おまけ:GA4のカスタムイベントを設定する

GA4の接続をGTMで行った場合、GTMでカスタムイベントを行った方が管理しやすくなります。
今回は、「会員登録完了」のカスタムイベントを作成します!

1. 新規タグを作成する

GTMの管理画面から、新規タグを作成します。
タグの種類には「GA4イベント」を選択し、タグIDには先ほど確認した測定IDを入力します。イベント名は「会員登録」にしました。
Screenshot 2023-12-08 at 10.19.26.png

2. トリガーを設定する

次にトリガーの設定をします。
トリガーの選択画面右上の「+」ボタンを押下し、トリガーを設定していきます。

今回は、トリガーのタイプを「ページビュー」にし、トリガーの発生場所を「一部のページビュー」にします。URLが /entry/complete/ の時に発火するように設定します。

↓こんな感じ
Screenshot 2023-12-08 at 10.20.38.png

設定できたらトリガーを保存して、タグも保存しておきましょう。

3. GTMのプレビューで確認する

最後にプレビューで正しく設定できているか確認しましょう。
タグの発火を確認できたら公開して完了です!!
Screenshot 2023-12-08 at 10.21.32.png

最後に

本記事では、非エンジニアでもできるGTM・GA4の導入と、GA4カスタムイベントの作成方法についてご紹介しました。
特に最後にご紹介したカスタムイベントの作成方法は、応用することで自由自在にイベントを作成することができます。
非エンジニアの皆様のご参考になりますと幸いです。

株式会社Refineのブログでは、ECにまつわる流行やマーケティングについて発信しています。もし宜しければご覧ください!

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