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【アドカレ2025 Day10】独自指標 LPI(Live Popularity Index)で「ライブ人気度」を数値化する|WEST. セトリ予測モデルを作る

Last updated at Posted at 2025-12-09

こんにちは、学びの探求者です。

普段はnoteで活動しています。

2025年のQiitaアドベントカレンダーでは、
「ノーコード/ローコードで、自分のコンテンツ基盤を自動化していく」
をテーマに、25日間の仕組みづくりを記録していきます。
ぜひ、応援してください。

Day9 で WEST. の全楽曲データ(singles / albums / setlists) を整理し、
「ライブでどれぐらい歌われているか(live_count)」を取得しました。

Day10 は、このデータを使って、
ライブで歌われる“人気度”を数値化する指標(LPI)を作る回 です。


今日のゴール

songs データに

  • age(曲の年齢)
  • live_rate(ライブ登場頻度)
  • decay(時間係数)
  • lpi(Live Popularity Index)

を追加し、
Day11 以降の「セトリ予測モデル」につながる基盤を完成させること。


1. 曲の“年齢”を計算する(age)

age = 2025 - release_year

曲が古いほどライブ回数が自然と増えるので、
年齢はあとで“補正”に使いやすい指標になります。


2. ライブ登場頻度(live_rate)

live_rate = live_count / age

例えば、11年間で25回歌われた曲は

live_rate = 25 / 11 = 2.27

かなり登場頻度が高いことがわかります。


3. decay(時間による経過補正係数)

decay(経過補正)とは、曲の“古さ”を考慮するための調整値です。
古い曲はライブで歌われる回数が自然と増えるため、
そのまま live_count を使うと人気が過大評価されてしまいます。

そこで、今回は仮に 0.1 を設定し、
live_rate を decay で割って “ライブ人気指数(LPI)” を計算しています。

decay = 0.1

本当は、最新曲に強い補正をかける、ツアー構造を反映するなどしたいのですが、
Day11 以降で調整したいと思っています。


## 4. LPI:Live Popularity Index(独自人気指標)

最終的に作った指標はこちら

lpi = live_rate / decay

live_rate を decay で割ることで
「ライブでよく歌われる曲 ≒ 人気曲」という指数になります。


5. songs シートの完成例

image.png

やはりデビュー曲「ええじゃないか」は強いです♪

丸め処理を入れたことで、
一気に “分析しやすいスコア表” に変わりました。


Day10 のまとめ

  • 曲の年齢 × ライブ回数で “人気の傾向” が見えるようになった
  • LPI で、曲ごとに「歌われやすさ」を数値化できた
  • この指標が、明日以降 セトリ予測アルゴリズムの中心 になる

次回 Day11 予告:

曲データから“セトリ予測モデル”を本気で作りたい!!!

  • LPI 上位曲のランキング
  • 過去ツアーの構造から補正を追加
  • データ × AI のハイブリッド予測へ

ぜひ、応援してください。

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