0. 自己紹介
- 2022年4月に新卒入社しました (執筆時点では2年目ホヤホヤです)。
- 理工学部卒でレーザーを使用してCs原子について研究していました。
- 入社してから4カ月間の研修を受講後、オンプレのネットワークチームに配属されました。
- 趣味はツーリングです (YZF-R3に乗っています!)。
1. はじめに
今日はAWSが提供するチーム向けの学習ニーズ分析サービスについて紹介します。今回紹介するサービスはAWS Learning Needs Analysis(LNA)というサービスです。恥ずかしながら、利用するまで存在を知りませんでした。このような学習ニーズ分析サービスがあるということを伝えたいな、と思ったので記事にしました。
2. AWS Learning Needs Analysisとは
AWS Learning Needs Analysis(LNA)は、組織のクラウドスキルギャップを特定し、従業員のスキルを向上させるためのカスタマイズされた学習プランを提案してくれるサービスです。
学習ニーズ分析のプロセスは、以下のステップで構成されています。
1. ニーズ分析ワークショップ:
AWSトレーニングエキスパートと共同で、組織のビジネス目標、現在のスキルレベル、スキルギャップを
評価します。
2. データ収集:
スキルギャップや学習ニーズを特定するためのデータを収集します。これには、従業員のアンケートやインタビューが含まれます。
3. レポート作成:
収集したデータを基に、組織の学習ニーズに関する詳細なレポートを作成します。
4. 学習プランの提案:
レポートに基づいて、組織のニーズに合ったカスタマイズされた学習プランを提案します。
こちらからAWS LNAにアクセスできます。
3. 使って(?)みた
AWSが提供するLNAは5~10分程度で回答できるアンケートでした。このアンケートの分析から研修受講及び資格取得後の業務への活用状況の把握、業務と社員が持つスキルとのギャップを特定することができるそうです。その分析結果を見える化・共有することで、今後の効率的な育成方針の立案に活かせるそうです。
アンケート内容は
- 勤務国や所属部署などの基本情報の入力、プライバシー通知の同意
- 資格取得状況について
- 勉強の仕方について
- 自分自身に不足しているスキルについて
- ...
などの内容の選択式のアンケートでした。
後日、人事部からアンケートの結果が届きました。
上の画像に乗っている内容は全部ではないのですが、タイトルとリンクのセットで自分に必要なトレーニングを送ってきてくれました。
試しに一つ開いてみると、
クラスルームトレーニングに案内されました。
4. おわりに
AWSサービスには育成に関する素晴らしいサービスもあることを初めて知りました。企業でこのようなサービスを利用することで、組織のスキルギャップを特定し、スキルアップが必要な人や組織を定量的に把握し、実効性のあるスキル育成計画策定に繋がるのではないかと思いました。
うまく終われてないかもしれませんが以上になります。
ありがとうございました。