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【トラブル対応】AWS ECS Fargate のサービスクォータ

Last updated at Posted at 2024-08-29

発生状況

  • クラウドフォーメーション(Cloud Formation)でファーゲート(Fargate)デプロイに時間が掛かる、タイムアウトエラーで停止する。ロールバックしない/できない。
  • コードパイプライン(Code Pipeline)にてデプロイ中に途中エラーで停止する。
  • 自動でスケールアウトしない/してくれない。
    などなど…

上記ようなケースにおいてAWS管理コンソールにて「ECS > クラスタ > クラスタ名 > サービス > サービス名 > イベント」タブにて、下記メッセージが表示されている場合についての記録。

service クラスターのサービス名 was unable to place a task. Reason: You've reached the limit on the number of vCPUs you can run concurrently. For more information, see the Troubleshooting section of the Amazon ECS Developer Guide.

原因

Fargateのサービスクォータ制限に引っかかってる可能性が高い。

確認ポイント

AWS管理コンソール1にて下記のURLにアクセスする。

この時「適用されたアカウントレベルのクォータ値」が十分な数字であることを確認する。

通常、この数字は40002になってるはずなので該当しないはずある。しかしこの数字が4000になってないケースに遭遇した。調べたところ同じような事例を発見した34。極端に低い数字になっている場合は上げる必要がある5

サービスクォータの値が4000未満とすることに関するアナウンスは見つからなかったが、この設定が怪しいケースに遭遇したので、この値を良く確認すること。

対応方法

AWS管理コンソールにて、
当該サービスクォータの「アカウントレベルでの引き上げをリクエスト」ボタンを押して、必要量を申請する。
あとはAWSサポートセンターからの対応を待つことになるが、例えば4000より少ない設定がされている時、いきなり4000の指定が可能(受理してくれる)かは不明。

参考文献

  1. リージョンに注意すること。本サービスクォータはリージョン単位での設定となる。

  2. Fargate のサービスクォータが vCPU ベースに変更になりますでのアナウンスによれば4000と書いてある。

  3. Fargate service quotas downgraded

  4. Troubleshooting: Unable to place task error

  5. 気がつかない程度に下がってるケースもある。

  6. スロットリングについては現在の設定を確認することができず、変更もサポートセンターから行う必要がある。ここでは詳しくは取り上げない。

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