初めに
昨年OCI Architect Professional(以下OAP)に合格しました。
以下難易度や対策について簡単ではありますが書いていきます。
合格基準
実技と選択問題ともに65%以上
試験形式
試験は監視付きのオンライン形式で実施されます。受験日は平日のみとなっています。
問題数
実技試験 2シナリオ
選択問題 25問
実技試験について
リソースを作成し、その ID を指定のフォームに貼り付けたり、コマンドを実行する必要があります。指示やヒントも用意されているので、過度に心配する必要はありません。
難易度
実技試験は学習コンテンツをしっかりとこなせば十分に対処できます。
一方、選択問題は模擬試験と異なる問題が多く、単純な丸暗記では対応しづらいです。やや癖のある問題も含まれており、回答に時間がかかる場合があります。難しい問題は早めに見切りをつけ、時間配分に注意しましょう。
勉強時間
1日の勉強時間は正確には覚えていませんが、Associate 試験合格後、約1か月で受験しました。
対策
実技試験:上記の学習コースのサンプルシナリオをスムーズに実行できるまで練習することが重要です。IAM などの細かい設定も理解しておくと良いでしょう。
ハンズオン環境は、自身のアカウント(Free Tier)や約4,000円のサブスクリプションであるself-paced-labを利用すると便利です。
選択問題:模擬問題や各章のスキルチェック問題を繰り返し解きましょう。Associate レベルの問題も合わせて取り組むと効果的です。
共通して言えるのは、学習コンテンツの動画をしっかりと視聴することです。
公式ドキュメント
こちらも目を通すことをお勧めします。
私は受講しませんでしたが、オンラインで試験対策セミナーが開催されているようです。そちらも活用してみてはいかがでしょうか。
補足
実技試験の練習環境でself-paced-labを使用する場合、一部のサービスが OAP 学習コースのラボでは使用できないため、他のコースからラボを申し込む必要がありました。
終わりに
試験料金は4万円を超える高額なものなので、しっかりと準備して臨みましょう。
この記事が少しでも皆さんの合格の助けになれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。