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未経験から AWS SAA-C03 にギリギリ合格するまでの学習ロードマップ

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Last updated at Posted at 2026-07-06

はじめに

AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)に合格したので、振り返りを兼ねて勉強方法や合格までの道のりをまとめます。

先に合格していたCLF(クラウドプラクティショナー)からのステップアップとして挑戦したものの、1度は苦い不合格を経験しました。そこから勉強方法を見直し、無事にリベンジを果たすことができたので、その軌跡をまとめます。

これから受験される方、特に一度不合格になってしまってモチベーションが下がりそうな方の参考になれば幸いです。

受験時のスペック

  • 職種:Webシステム開発・運用(インフラやAWSは実務経験が少ない状態からスタート)
  • 保有資格:基本情報技術者、AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)
  • AWS実務経験:ほぼなし

試験結果(合格までの道のり)

  • 1回目(2026年4月26日):不合格(スコア:697)
  • 2回目(2026年7月5日)合格(スコア:754) ※すべての分野において、コンピテンシーを満たして合格できました!

CLF合格(2026年3月7日)の勢いのまま4月に1回目を受験したのですが、あと一歩及ばず不合格に。そこから約2ヶ月間、しっかりと対策を練り直して7月の試験でリベンジを果たしました。

使用した教材・サービス

実際に使って良かった教材を紹介します。1回目と2回目で大きく変えた部分です。

  1. Ping-t(有料コンテンツ)
    • 用途:問題演習(2回目の対策から導入)
    • 感想:本番に近い形式の問題が多く、非常に役立ちました。1回目の時は未加入だったのですが、**「ケチらずに最初からPing-tに課金しておくべきだった」**と痛感しています。
  2. AWS認定資格 ソリューションアーキテクトアソシエイトの教科書: 合格へ導く虎の巻
    • 用途:知識のインプット・補填と自信づけ
    • 感想:試験前日に巻末問題を実施しました。難易度がPing-tより低めで本番試験と同等の内容だったため、サクサク解けて試験直前に大きな自信をつけることができました。

勉強方法と期間

  • 勉強期間:約1ヶ月(集中して対策した期間)
  • 総勉強時間:約40時間

1. インプット期

CLFで得た基礎知識をベースに、SAAで問われる「高可用性」「コスト最適化」「セキュリティ」といったアーキテクチャ設計の観点を意識して進めました。
週1回の通勤時間にKindle端末にて、無料で読める上記の『虎の巻』を読み進めました(ただ、しっかり集中して読めたのは全体の3割程度だったかもしれません…)。

2. アウトプット期(1回目の反省とAIの活用)

1回目の不合格後、ひたすら模擬問題を解き、間違えた部分の解説を読み込むスタイルに徹底シフトしました。
SAAは「要件に対して最適な構成を選ぶ」問題が多いため、なぜそのサービスが最適なのかをセットで覚えるようにしました。

また、今回はGemini(AI)を強力な学習パートナーとして活用しました。

  • 間違えた問題をGeminiにスタック(蓄積)していく
  • その日の勉強の終わりに総まとめをしてもらう
  • 次の日のスタート時に、苦手克服のための簡単な問題を出してもらう
  • 試験直前には、受験前1時間でサクッと確認できる「自分専用のオリジナルチートシート」を生成してもらい、頭に叩き込む

このAIを活用した「苦手特化型の反復学習」が、2回目の勝因だったと感じています。

苦労したポイント・重点的に対策したサービス

CLFに比べてサービスの連携(組み合わせ)を問われる問題が多く、何より問題文が長いので、本番中に集中力を保つのに最初は苦戦しました。特に以下のエリアやサービスの組み合わせは、何度もスタックして重点的に見直しました。

  • データベースのコネクション管理と可用性設計
    • RDS Proxyの活用:Lambdaのようなサーバーレス構成と組み合わせた際の、急激なコネクション増大への対策(プール管理)の重要性と、対になる主要構成パターン。
    • Aurora / DynamoDB / RDSの使い分け:Auto Scalingやグローバル展開(Aurora Global Database、DynamoDBグローバルテーブル)を含めた高可用性設計。
  • ストレージの使い分けとコスト最適化
    • EBS / EFS / S3 / FSx のユースケース(マルチアタッチ要件、POSIX準拠、Windowsファイルサーバー対応など)。
    • S3ライフサイクルポリシーを用いた、Glacier Instant Retrieval / Flexible Retrieval / Deep Archive の使い分け。
  • ネットワークと高可用性(セキュアなインフラ設計)
    • VPCエンドポイント(ゲートウェイ型とインターフェイス型)の適切な配置。
    • Route 53(ルーティングポリシーの使い分け)、ELB + Auto Scalingによる耐障害性の確保。
  • サーバーレスアーキテクチャの鉄板パターン
    • API Gateway + Lambda + DynamoDB を用いた、最小限の管理型(マネージド)構成のベストプラクティス。

試験当日のアドバイス・教訓

  • 問題文のキーワードを見逃さない:問題文にある「最もコスト効率の良い」「最も可用性の高い」「最小限の管理型」といった文言が、正解を絞り込む強力なヒントになります。
  • 見直しフラグの活用:長文問題も多いため、迷った問題はフラグをつけて後回しにし、時間配分に気をつけると精神的に楽になります。
  • オンライン受験の注意:実は今回、前回と同様にうまくチェックインできずにリスケする事態になりました。手続き上は無料だったのですが、せっかく整えた本番へのモチベーションやスケジュールを狂わされるのはかなりのストレスです。オンライン受験をされる方は環境チェックを念入りにすることをおすすめします。
  • 費用面の教訓(ケチらない重要性)
    1回目を不合格になり、2回目はCLF合格特典の半額クーポンを使いましたが、結果として合計で**33,000円(1回目:11,000円 ※CLF特典半額 + 2回目:22,000円 ※通常料金)**の受験料がかかってしまいました。最初からPing-tなどの有料教材に投資して一発合格を目指した方が、結果的に時間もお金も節約になります!

おわりに

CLFから一歩踏み込んで、AWSを使った「設計」の全体像が見えるようになり、非常に勉強しがいのある資格でした。一度落ちた分、知識の定着度はより深まったと感じています。

キャリアとしてはそろそろ開発からインフラ寄りの業務に戻る予定です。今回の合格を弾みに、転職活動を進めつつ、インフラ(IaCなど)と非常に相性の良いPythonの学習を並行して進めていこうと思います!

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