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エンジニアにも知って欲しいGoogleスプレッドシートのピポットテーブル活用方法

Last updated at Posted at 2024-07-11

はじめに

Googleスプレッドシートでのデータ集計において、COUNTIFSを使っている方も多いですが、ピポットテーブルを活用すると簡単に集計できます。
今回はピポットテーブルの活用方法について紹介します。
・ピポットテーブルの作成
・計算フィールドの追加
・グルーピング
・フィルタリング
・ソート

実例

元データは以下の通りです。
image.png

これをピポットテーブルを使って以下のように集計します。
image.png
<集計要件>
・案件名X納品年月で集計
・表示する数値は社内工数と社外工数の合計値
・集計期間は2024年4月から10月まで
・案件毎の合計値が多い順に並べ替え

以下、手順を詳しく説明します。

ピポットテーブルの作成

まず初めにピポットテーブルを作成します。
1.「挿入」→「ピボットテーブル」を選択します。
image.png
2.データ範囲として元データ全体を選択します。
image.png

3.空のピポットテーブルが作成されるので、ピポットテーブルエディタで行に案件名、列に納品日を追加します。
image.png

計算フィールドの追加

次に値に社内工数と社外工数の合計値を表示させます。
1.値に計算フィールドを追加します。

2.数式として「='社内工数(人日)'+'社外工数(人日)'」を入力します。

実行後のピポットテーブルは以下のようになります。
image.png

グルーピング

列が納品年月日になっているので年月にグルーピングします。
納品日を1つ選択した状態で右クリック-「ピポット日付グループを作成」-「年-月」を選択します。
image.png
これにより、実行後のピポットテーブルが次のように表示されます。
image.png

フィルタリング

集計期間を2024年4月から10月に絞るため、フィルタリングを行います。
1.フィルターを追加し、納品日を選択します。

2.集計期間外の項目にチェックを外します。

すると、2024年11月の列が削除されたピポットテーブルが表示されます。
image.png

ソート

最後に、案件毎の合計値を多い順に並べ替えます。

これにより、実行後のピポットテーブルは次のようになります。
image.png
以上で作業は完了です。

最後に

ピポットテーブルを使用することで、複雑な集計処理を簡単に行うことができます。
データのグルーピング、フィルタリング、ソートを使いこなすことで、要件に応じた柔軟なレポートを作成できます。
ぜひこれらの手順を参考に、効率的なデータ分析を実現してください。

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