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爆速で静的WEBをHTTPSホスティングする方法

Last updated at Posted at 2024-06-18

はじめに

この記事では、プロトタイプ開発した静的WEBページを爆速でHTTPSホスティングする方法を紹介します。
静的WEBページを第三者に見せたい方や、HTTPS化が必須の機能の動作検証(位置情報の取得、カメラ・マイクアクセスなど)を行いたい方に役立つ情報です。
ホスティング方法としては、GitHub PagesとNetlifyを取り上げます。

こんな人に読んでほしい

・プロトタイプの静的WEBページを第三者に見せたい方
・HTTPS化が必須の機能の動作検証を行いたい方

GitHub Pagesを使ったホスティング

GitHub Pagesは、GitHubから提供されている静的サイトのホスティングサービスです。
無料で利用できるため、プログラミング学習や個人プロジェクトの公開に向いています。

1.Githubアカウント作成
GitHubのアカウントを作成します。下記URLから手順に従ってアカウントを作成してください。
https://docs.github.com/ja/get-started/start-your-journey/creating-an-account-on-github

2.repository作成
repository名は任意ですが、公開範囲はデフォルトのPublicのままとし、「Create repository」ボタンを押してください。
image.png

3.repositoryにソースを登録
ホスティングしたいソースを作成し、repositoryに登録します。
今回はカメラ起動するだけの下記サンプルコードを使用します。

index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="jp">
<head>
  <meta charset='utf-8/'>
</head>
<body>
  <input type="file" capture="user" accept="image/*">
</body>
</html>

localhostで起動するとブラウザに下記が表示されます。

「ファイルを選択」ボタンを押すとするとファイルピッカーが表示されます。
(HTTPS化されていないのでカメラは起動しません)

4.Pages作成
Setting-PagesでBranchをmainに変更し、「Save」ボタンを押します。
image.png

しばらくしてリロードするとURLが表示されます。
image.png
このURLをブラウザで開き、「ファイルを選択」ボタンを押すとするとカメラが起動します。

Netlifyを使ったホスティング

Netlifyは、静的サイトをホスティングすることができるWebサービスです。
WordPressなどの動的な処理のいらないLPなどの静的なWebサイトであれば、Netlifyを通じて公開することができます。
無料で使用でき、SSLやGitHubとの連携も簡単にできます。
アプリ開発者にとって便利なWebサービスです。

今回は爆速をテーマにしているのでGithubを使用しないでホスティングする手順を紹介します。

1.Netlifyアカウント作成
下記Netlifyのサイトからアカウントを作成してください。
https://www.netlify.com/

2.ソース登録
Team overviewから「Add new site」-「Deploy manually」を選択
image.png

下記画面が表示されるので先ほどのindex.htmlの親フォルダをDrag and dropします。
image.png

Site overviewに作成したURLが表示されます。
image.png

最後に

いかがでしたでしょうか。GitHub PagesやNetlifyを使用することで、簡単かつ迅速に静的WEBページをホスティングし、HTTPS化することができます。
どちらのサービスも使いやすく、無料で提供されているので、プロトタイプの公開や機能のテストに最適です。ぜひ、お試しください。

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