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Hack に使える T12 ステーションはんだごてオリジナルキット「Hakersはんだごて」を使ってみよう

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「Hack に使える T12 ステーションはんだごてオリジナルキット「Hakersはんだごて」を組み立てよう」
https://qiita.com/nanbuwks/items/bd594a1acf8ab1d90b60

を、ワークショップなどを開催したい方に貸出をしたりしています。

はんだごて台

図のようなはんだごて台の場合は、スポンジに水を含ませてください。
このタイプは、交換用のT12こて先のスタンドとしても使うことができます。

IMG_1929.JPG

スポンジが足りない場合は、ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどで代用してください。

使用するコテ先

基本的に貸出はんだごてには ナイフ形状の K 型のコテ先を添付しています。

image.png

また、ワークショップによっては別タイプのものも添付していますので使い分けてください。

表面実装部品などを使う場合は小ナイフ型の T12-KU

image.png

利き手の制限のない先端カット円錐形の T12-BC2
image.png

HK32F103CBT6
http://www.hsxp-hk.com/product/4.html

データシート
http://www.hsxp-hk.com/comp/file/download.do?id=280

組み立て方

コテ部分

ハンドルゴムが、内蔵されています。これはコテ先の保持とアースのために必要です。(捨てないで!)

image.png

コテ先を装着、または取り換えする場合は電源OFFの状態でゴムを持って交換します。

image.png

完成したコテ部分。このような形にならなかったり、 error 表示が出る時はどこかがゆるんでいます。

IMG_20210920_203445.jpg

AC ケーブル

アース付を添付しています。マイコンなどをはんだ付けする場合は極力アースを取ってください。

image.png

なお、Hackers はんだごては、コテ部分を持つだけで人体アースもできるようになっています。先程のコテに使用している2種類のゴムがアース機能を持つようになっています。

設定

ダイヤル長押しでセットアップ画面になります。
英語を使いたい時は言語設定で選んでおきます。

使ってみよう

Hackersはんだごては 鉛フリー専用となっています。鉛ハンダの使用はできないことはありませんが極力お避けください。

温度ははんだごてステーション、はんだコテ先、鉛などで大きくばらつきがあります。目安として380℃ですが、
さらっと流れる最低温度に都度調整をしてください。

はんだづけのやりかた

「AKBONE2024」テキストより抜粋
image.png

「アンドゥトロワ」で行うように指導をしています。、はんだを酸化させないように、つまりアンドゥトロワと言っているうちににはんだづけを完了させます。

「アン!」

コテ先のさきっちょや角だけを接触するのではなく、斜めの面をべったりとつけて素早く熱を伝えます。
熱を伝えるためにはコテ先がきらきらしていなければなりません。そうなっていない場合は「コテ先の保全」でリフレッシュしてください。

「ドゥ」

はんだを、こてではなくて部品や基板にあてて溶かします。穴の細部にはんだが流れ込むようにすることが必要です。

「トロワ!」

はんだが酸化しないように、また部品が熱で壊れないようにすぐに加熱を終了します。

コテ先の保全

濡れスポンジや、リフレッサーやハンダゴテ用のスチールウールを使います。
K型のコテ先を使っている場合は、これらでクリーンアップしてエッジ部分に金属光沢を出します。

image.png

片付け

終了する時は、最後にエッジ部分に追いハンダしてから電源OFFしておきます。

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