「Hack に使える T12 ステーションはんだごてオリジナルキット「Hakersはんだごて」を組み立てよう」
https://qiita.com/nanbuwks/items/bd594a1acf8ab1d90b60
を、ワークショップなどを開催したい方に貸出をしたりしています。
はんだごて台
図のようなはんだごて台の場合は、スポンジに水を含ませてください。
このタイプは、交換用のT12こて先のスタンドとしても使うことができます。
スポンジが足りない場合は、ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどで代用してください。
使用するコテ先
基本的に貸出はんだごてには ナイフ形状の K 型のコテ先を添付しています。
また、ワークショップによっては別タイプのものも添付していますので使い分けてください。
表面実装部品などを使う場合は小ナイフ型の T12-KU
HK32F103CBT6
http://www.hsxp-hk.com/product/4.html
データシート
http://www.hsxp-hk.com/comp/file/download.do?id=280
組み立て方
コテ部分
ハンドルゴムが、内蔵されています。これはコテ先の保持とアースのために必要です。(捨てないで!)
コテ先を装着、または取り換えする場合は電源OFFの状態でゴムを持って交換します。
完成したコテ部分。このような形にならなかったり、 error 表示が出る時はどこかがゆるんでいます。
AC ケーブル
アース付を添付しています。マイコンなどをはんだ付けする場合は極力アースを取ってください。
なお、Hackers はんだごては、コテ部分を持つだけで人体アースもできるようになっています。先程のコテに使用している2種類のゴムがアース機能を持つようになっています。
設定
ダイヤル長押しでセットアップ画面になります。
英語を使いたい時は言語設定で選んでおきます。
使ってみよう
Hackersはんだごては 鉛フリー専用となっています。鉛ハンダの使用はできないことはありませんが極力お避けください。
温度ははんだごてステーション、はんだコテ先、鉛などで大きくばらつきがあります。目安として380℃ですが、
さらっと流れる最低温度に都度調整をしてください。
はんだづけのやりかた
「アンドゥトロワ」で行うように指導をしています。、はんだを酸化させないように、つまりアンドゥトロワと言っているうちににはんだづけを完了させます。
「アン!」
コテ先のさきっちょや角だけを接触するのではなく、斜めの面をべったりとつけて素早く熱を伝えます。
熱を伝えるためにはコテ先がきらきらしていなければなりません。そうなっていない場合は「コテ先の保全」でリフレッシュしてください。
「ドゥ」
はんだを、こてではなくて部品や基板にあてて溶かします。穴の細部にはんだが流れ込むようにすることが必要です。
「トロワ!」
はんだが酸化しないように、また部品が熱で壊れないようにすぐに加熱を終了します。
コテ先の保全
濡れスポンジや、リフレッサーやハンダゴテ用のスチールウールを使います。
K型のコテ先を使っている場合は、これらでクリーンアップしてエッジ部分に金属光沢を出します。
片付け
終了する時は、最後にエッジ部分に追いハンダしてから電源OFFしておきます。