Raspbian に ssh でログオンすると、
Wi-Fi is currently blocked by rfkill.
という表示が出てました。???と思いながら
sudo raspi-config
とし、WiFiの設定をしようとすると、
Could not communicate with wpa_supplicant
と出てしまいます。
ifconfig にも wlan0 が表示されていませんでした。
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf に以下のように記述しましたが改善しません。
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
ap_scan=1
update_config=1
country=JP
network={
ssid="myssid"
psk="mypassphase"
}
あれれ〜 と思って /etc/dhcpcd.conf の末尾に以下のように追加しましたが改善せず。
interface wlan0
https://saitetu.net/entry/2018/05/01/010428
ここを見て、
pi@raspberrypi:~ $ sudo killall wpa_supplicant
してから、
pi@raspberrypi:~ $ sudo wpa_supplicant -c/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf -iwlan0
とすると
Successfully initialized wpa_supplicant
rfkill: WLAN soft blocked
rfkill: WLAN soft blocked
nl80211: Failed to open /proc/sys/net/ipv4/conf/p2p-dev-wlan0/drop_unicast_in_l2_multicast: No such file or directory
nl80211: Failed to set IPv4 unicast in multicast filter
と出てきます。
pi@raspberrypi:~ $ rfkill unblock wifi
としてブロックを解除すると
pi@raspberrypi:~ $ sudo wpa_supplicant -c/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf -iwlan0
Successfully initialized wpa_supplicant
wlan0: Trying to associate with SSID 'myssid'
wlan0: Associated with 10:6f:3f:33:ed:1c
wlan0: CTRL-EVENT-CONNECTED - Connection to 10:6f:3f:33:ed:1c completed [id=0 id_str=]
wlan0: CTRL-EVENT-SUBNET-STATUS-UPDATE status=0
となって使えるようになりました。
原因
なぜ rfkill が有効に!? と思って調べたら、そもそも
Raspbian Buster Lite (2020-02-13-raspbian-buster-lite)
のつもりで
Raspbian Buster with desktop and recommended software (2020-02-13-raspbian-buster)
を使っていたからでした。
microSDに書き込んだ後、Lite のつもりでヘッドレス で ssh でログインして、CUIだけでやろうとしたら上記の状態になりました。
GUI での設定
デスクトップログインするとfilesystem-expandが走った後このウィンドが出てきます。
これらを設定すると、その後はWiFiも使え、また raspi-config もエラー無く動作するようになりました。