ちょっとコツがいったので記録。
MS-Windows では、LDraw.org で用意されている All-In-One-Installer (AIOI) をインストールすれば良さそうですが、Ubuntu では LDraw との連携をセットアップしないといけません。
環境
- Ubuntu 22.04
- LDCad 1.7 Beta 1
- LDraw.org Parts Update 2025-08
LDCad のダウンロードとインストール
公式サイト https://www.melkert.net/LDCad にアクセス
今回は Version 1.7 Beta1 をダウンロードしました。
解凍すると以下のような中身。
$ ls
LDCad32 LDCad64 docs genDskEntry.sh resources seeds setup.sh
用意されているスクリプトでインストールします。
$ sudo ./setup.sh
Ubuntu では Dash に登録されました。
起動画面。
ところが .ldr ファイルを読んでみてもブロックが表示されません。
LDrawライブラリのインストール
apt でインストールするやり方もあるようですが、今回は公式からダウンロードします。
https://library.ldraw.org/updates?latest
(complete.zip) をダウンロード。
ls -alh complete.zip
-rw-rw-r-- 1 nanbuwks nanbuwks 130M 9月 17 07:54 complete.zip
LDCad のみで使う場合は解凍は必要ありませんが、試しに解凍すると以下のようになりました。
$ du --max-depth=3 -h
5.2M ./p/48
532K ./p/8
17M ./p
1.4M ./models
43M ./parts/textures
181M ./parts/s
552M ./parts
570M .
complete.zip を、~/LDraw
フォルダ ( not ~/LDCad !) を作成してそこの中に移動します。
2025/10/01 追記:
「Ubuntu に LPub3D をインストール」
https://qiita.com/nanbuwks/items/f018d67f155b4d7dd15c
作業で ライブラリを参照する必要があるのですが LPub3D では complete.zip をそのまま読めず、 ~/ldraw
フォルダに解凍したライブラリを配置、LDCad もそれを参照するように変更しました。
LDCad へライブラリの登録
「Prefs」-「LDraw」-「Search (library) paths ..」