1. はじめに
この記事は、下記の3点を前提条件に書いてあります。
- これからLINEBOTを作ろうとしている初心者向け
- LINEBOTを作るための最低限の設定
- 無駄なく、簡潔に
2. LINE公式アカウントの作成
この手順にはLINEアカウントを所持していることが必須になります。
まずは、こちらにアクセスしてLINEアカウントでログイン。
https://developers.line.biz/console/
2.1 LINE Developrアカウントの作成
※既に作成している方は飛ばしてください。
2.2 プロバイダの作成
※既に作成している方は飛ばしてください。
2.3 チャンネルの作成
今回はLINEBOTに使用するアカウントを作成するので、**「Messaging API」**のチャンネルを作成します。
クリックすると色々入力項目が出てくるので、必須のところだけ入力。
入力項目 | 説明 | この記事の説明で入力する値 |
---|---|---|
Channel name | チャンネルの名前 (これがアカウント名になる) |
test_channel |
Channel description | チャンネルの説明 (これが「ひとこと」になる) |
channel_description |
Category | カテゴリ | ウェブサービス |
Subcategory | サブカテゴリ | ウェブサービス(その他) |
Email address | メールアドレス | bot@nanato12.info |
あとは下の2つのチェックボックスにチェックを入れたら**Create**
### 2.4 作成完了
完成!
3. その他
3.1 LINEBOTに必要なものを保存しておく。
-
Channel secret
チャンネルのアクセスキーのようなもの。
もし、流出した場合は右の issue ボタンをクリックして再発行。
-
Channel access token
MessagingAPIを使用するためのトークン。
こちらも流出した場合は右の issue ボタンをクリックして再発行。
※初期では発行されてないので、issue ボタンをクリックして発行する必要あり。
### 3.2 LINEBOTを作る上で必要な設定
こちらにアクセスしてアカウントを選択して設定をクリック。
https://manager.line.biz/account/
- 応答設定を変更する。
応答設定からアカウントがどのように応答するのか設定する。
設定項目 | 説明 | この記事の説明で設定する値 |
---|---|---|
応答モード | Bot: API使用可能 チャット: 手動応答 |
Bot |
あいさつメッセージ | アカウント追加時にメッセージを送信するか否か | オフ (API側で処理するため) |
応答メッセージ | 登録した言葉に反応してメッセージを送信するか否か | オフ (API側で処理するため) |
Webhook | Webhookを使用するか否か | オン |
- グループチャットへの参加設定を変更する。
「アカウント設定」 > 「グループ・複数人チャットへの参加を許可する] をオンにすることでグループに参加します。
※公式アカウントは1グループに1アカウントまでの制限あり。
※また、招待中に公式アカウントがいる場合は参加しない。
### 3.3 公式アカウントのアプリを使う
スマホに公式アカウントのアプリをインストールすると色々な設定が手軽に行えます。
4. おわりに
案外、この初期設定をミスっていたり、グループ参加の制約など知らなかったりで「なんで?」となる人が多いので記事にしました。
ななといつ
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