弊社では数ヶ月前から自社内において開発を行うこととなり、徐々に参画メンバーが増えていっています。
(何かのサービスを運営するというよりは、社内業務用システムを自社で作ってしまおうという趣旨のものです。)
会社用のGitHubアカウントを個人個人で作成してもらい、各自git cloneして貰おうというところ
プロジェクトへの認証は済んでいるのにgit cloneできない
との声が上がったので、備忘録として解決までの工程をまとめます。
発生した問題
プロジェクトのリモートリポジトリをgit cloneしようとしても、not foundが出てしまいcloneができない。
$ git clone https://github.com/xxxxxxxxx/xxxxxxxxxxx.git
Cloning into 'xxxxxxxxxxx'...
remote: Repository not found.
fatal: repository 'https://github.com/xxxxxxxxx/xxxxxxxxxxx.git' not found
前提条件
- GitHub上のプロジェクトリポジトリに対して該当のGitHubアカウントは認証されている
- 二段階認証は未設定
原因
- ターミナルからのgit cloneにおいて、個人用のGitHubアカウントからプロジェクトリポジトリをgit cloneしようとしてしまっていた。
- このユーザーの切り替えがうまく行っていなかった。
問題のゴール
今回はプロジェクトのリポジトリをclone出来れば良いです。
git configなどでユーザーを切り替える方法などもありますが、今回は触れません。
一旦仕事用に切り替えた後、また元に戻すといった作業が面倒だったり、切り替え忘れなどを懸念する人もいました。
解決手段
とりあえずは以下の方法。
$ git clone https://{ユーザ名}:{パスワード}@github.com/xxxxxxxxx/xxxxxxxxxxx.git
会社用のGitHubアカウントのユーザー名、パスワードをそれぞれ該当の箇所に入れた上でgit cloneしました。
弊社では以降の作業は全てSourceTreeに任せてしまっているので、あとはSourceTree側でcloneしたリポジトリを追加しておけば、Gitコマンドを覚えることなく簡単にプロジェクトへ新規参入できるというわけです。
(コマンド覚えられないし裏で何しているのかもわからないから絶対良くないと思う...)
最後に
not foundの問題はこれで解消されました。
ただ解決方法に関して一時凌ぎ感が強いので、もっとスマートな方法があるのではと思っています。
引き続き模索していきます。