#【Raspberry Pi】 Vim設定からプログラミング
前回の記事:【Raspberry Pi】購入からSSH設定まで
##第0章 全体の流れ
前回の記事では、SSH接続でMacとRaspberry Piを接続しました。今回は、SSH接続を使って、プログラムを書くためのvimの設定と、実際にプログラムを実行してみたいと思います。
第1章では、必要なアイテム(今回使用したもの)のリンクを載せています。
第2章では、vimの設定を行い、プログラムを書けるようにします。
第3章では、簡単なプログラムを実行してみて、問題なく行えるか確認します。
##第1章 必要なアイテム
どちらも前回使用したものです。事前に必要なSSH設定は前回の記事を見てください。
##第2章 vimの設定
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SSH設定でログインする
- Raspberry Piとmacを起動する。
- macでRaspberry Piに
$ssh pi@hostname.local
でログインする。
hostnameは自分のホスト名にしてください。
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vimの設定をする
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$sudo apt-get install vim
でvimをインストール。 -
$sudo vi /etc/vim/vimrc
で設定画面を開きます。 -
i
を入力して画面下にINSTALLと表示されたのを確認します。 -
" syntax on
から"
を削除して画像のようにします。 - 次に
" if has("autocmd")
から" endif
までの、3行の"
を削除して画像のようにします。 - さらに
set number
を画像の位置に書き込みます。
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##第3章 簡単なプログラムを書いてみよう
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プログラムをまとめるフォルダを作る
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$cd Documents
でドキュメントフォルダへ移動する。 -
$mkdir Python3
でPython3用のフォルダを作る。
この時Python3の部分がフォルダ名になるため、好きなもので良い。
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viでプログラムを書く
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$vi test.py
で、test.pyというpythonのファイルをviで作って開く。 -
i
を押すと入力モード(画面下にINSERT)になり、esc
を押すと保存とか終了をするモードになります。プログラムを入力したいので、i
を入力して入力モードにします。 -
print("こんにちは!プログラムを始めました!")
と入力しましょう。
これらの操作はこれからずっと使います。覚えておいてください。 -
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実行する
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$python3 test.py
で実行できます。
python3というプログラム言語で書かれた、test.pyというプログラムを実行という意味です。 - 正しく実行されれば、先ほど入力した「こんにちは!プログラムを始めました!」が出力されます。
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##第4章 最後に
今回はvimを設定して実際にプログラムを作ってみました。次回は人感センサーを使って反応を取得します。お疲れ様でした。
次の記事:人感センサーの設置と反応の取得