はじめに
TRIAL&RetailAI Advent Calendar 2024 の6日目の記事です。昨日は @gerraywang さんの『エンジニアリング組織成長についての思考』という記事でした。
まだマネジメントをする立ち位置に無い私ですが、この記事を読んで、エンジニア視点でのプロダクト開発やエンジニア組織への考え方を知れました!とても参考になります。
本日は、『LT会を企画してみた!運営のコツと学び』です!
少しでもLT(ライトニングトーク)会を運営してみようかなと思っていただけたら幸いです。
LT会を企画するきっかけ
他部署の先輩と雑談している中で、終礼LTについて話題になりました。その中で、過去に社内でLT会を行っていたことを知り、「久しぶりに社内LTを開催したら面白いのでは?」と話が盛り上がり、企画へと至りました。
運営の構成
運営は私と先輩の二人でした。
私がアナウンスや当日の進行を担当し、先輩はアナウンス資料の作成や、他社内イベントを行っている方への確認などをサポートしてくれました。
企画
目的の設定
今回のLT会では、若手や普段発表する機会がない方に発表してほしかったので、以下の4つの目的を設定しました。
- 人前での発表に慣れる
- 限られた時間での発表に取り組むことで、伝えたいことをまとめる練習になる
- 自分自身の考えをアウトプットする機会の提供
- 他部署のメンバーとの交流
テーマ決め
発表のテーマについては、あえて設定しませんでした。
テーマがないことで、発表者の普段見えない一面を見ることができたり、発表内容を作りやすくなることを期待して、発表内容は何でもOKとしました。
日時と場所の決定
- 日時:業後の1時間としました。業務時間だと調整できず参加できない方が出ないようにするためです。
- 場所:オンラインとリアルの両方で行うことにしました。拠点が違うため参加できない方を出さないようにし、リアルで発表を聞きたい方のためにも、ハイブリッド形式にしました。
アナウンス
軽い挨拶と時期に合った一言で文面を作り、アナウンスを行いました。
アナウンスへのスタンプは規模感を把握することができるのと、運営のモチベーションにもつながるのでおすすめです。
また、アナウンスを行う時間は終業時間ちょうどや、仕事をしていないがPCを開いているであろう時間帯に行うことをおすすめします!
実際にアナウンスをしたときに使った文面を例として紹介します。
みなさん、こんにちは!
梅雨の時期ですが、少しでも気分を明るくするために社内LT(ライトニングトーク)を開催します!☀️
テーマは自由なので、最近のプロジェクトや新しい技術、趣味の話など、どんな内容でも大歓迎です。
**日時**:7月19日(金)18:00〜19:10
**場所**:○○部屋(オンライン:リンク)
事前の規模感把握のため、発表したい方は🎤、聞くだけ参加の方は👍のスタンプを押してください!
当日飛び入りで聞きに来ていただいても大丈夫です🍵
詳細はLT会資料へ!
よろしくお願いします!
発表者の募集
LT会資料に募集アンケートへのリンクを添付し回答してくれた方や、アナウンスにスタンプを押してくれた方に発表をお願いしました。
また、発表者が少し足りなかったので、発表してくれそうな方へ直接お願いし発表を行ってもらいました。
当日の運営
- タイムテーブル:事前に発表順を決め、5分で発表し、5分質問を想定して組みました。
- 技術的準備:オンラインで参加する方がいるため、事前にマイク環境に問題がないか確認する時間を設けました。
- 進行:各発表に対して一言でもコメントを行うことを心がけて進行しました。
- クロージング:発表が全て終わった後、アンケートを配布し、発表者へのポジティブフィードバックや運営への改善点を収集しました。
当日はこういったLTを行ってもらいました。
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学び
LT会を企画したことで得た学びをまとめます。
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テーマを決めなかったことで、普段関わっている方の知らない一面を見ることができた
- 例:ディスプレイ作りといった特殊なことができる方がいたり
- こういったイベントの企画をすると、意外と参加してくれる方が多い
- こちらから発表をお願いすると、発表してくれる方が思ったよりいた
コツ
企画・運営の中で、「これさえ押さえておけば上手くイベントを行える」と感じた点を挙げます。
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アナウンスを開催2週間前、1週間前、当日の3回行うこと
- 早めに行うことで、発表者・参加者が集まりやすくなりました。
- 複数回行うことで、最初は反応していなかったが後で反応し参加してくれる方もいました。
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主体性を持って進めること
- 発表者が足りなければ発表してくれそうな方に直接お願いしたり、参加者を増やすために多くの目に付く場所へ複数回告知するなどの行動が大事です。
まとめ
LT会を行うことで、発表してくれた方の意外な一面を知ることができたり、意外と同じ会社の方はこういったイベントに参加してくれることが分かりました。
また、会の進行は思った以上に緊張することや、様々な学びがありました。
人や会社の普段見えない面を見るためにも、自身でイベントを運営することは良い経験だと思います。
最後に、LT会は発表者、参加者、運営者全員が得るものがあるので、少しでも「企画してみたいな」と思った方は、試しにやってみることをおすすめします。
次回は、@zushi_ryotaさんによる「D言語でAtCoderを解きたい!」という記事です。
競技プログラミングをC++、Python以外で行うという事からどんな記事が出てくるのか楽しみです!
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