VirtualBoxを導入します。そして、最初のゲストOSとしてKali Linuxを導入します。
まとめ記事(①〜⑯をまとめてます)
【ハッキング・ラボのつくりかた】をやってみた
システム環境
仮想化ソフト
:VirtualBox 6.1.0
ホストOS
:Windows10
ゲストOS
:Kali Linux 2020.1
VirtualBoxの導入
インストール
仮想化ソフトにはホスト型のVirtualBoxを使用します。
ホスト型は仮想マシンを手軽に構築でき、一種のアプリケーションのように扱うことができます。
以下のURLからホストOSに対応する最新版のインストーラーをダウンロードします。
https://www.oracle.com/virtualization/technologies/vm/downloads/virtualbox-downloads.html
ここではバージョン6.1.0を選びました。
基本設定
今後ゲストOSは次々と増えていきますので、あらかじめゲストOSを配置する場所を決めておきます。
「ファイル」→「環境設定」からデフォルトの「仮想マシンフォルダー」を変更します。
ここではC:\VM_Guest\VBoxとしました。
また、VirtualBox Extension Packを導入することでVirtualBoxに機能を追加することができます。
以下のURLからインストール済みのVirtualBoxと同じバージョンのものをダウンロードします。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
Kali Linuxの導入
最初のゲストOSとして、Kali Linuxを導入します。
Kali Linuxはペネトレーションテスト用のLinuxディストリビューションで、300以上のペネトレーション用のプログラムが事前にインストールされています。
以下のURLからVirtualBox用の仮想イメージをダウンロードします。
https://www.offensive-security.com/kali-linux-vm-vmware-virtualbox-image-download/#1572305786534-030ce714-cc3b
ovaファイルがダウンロードされるので、任意の場所に配置します。
VirtualBoxを起動し、「ファイル」→「仮想アライアンスのインポート」を選択します。
ダウンロードしたovaファイルを指定して、「次へ」ボタンを押します。
内容に問題がなければ、「インポート」ボタンを押します。
ここでは名前を「Kali-Linux-2020.1 (64bit)」、仮想ディスクイメージを「C:\VM_Guest\VBox\Kali-Linux-2020.1-vbox-amd64\kali-Linux-2020.1-vbox-amd64-disk001.vmdk」としました。
ちなみに拡張子はvmdk(Virtual Machine Disk)となっていますが、インポートされたものはvdi(VirtualBox Disk Image)となっていました。
インポートが成功すると、VirtualBoxのメイン画面に仮想マシンのアイコンが表示されます。
インポートが完了すれば、ovaファイルは不要なので削除しても問題ありません。