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Pimoroni Inky wHAT / Inky pHAT 関係いろいろ

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概要

以前、RasPi Zero/ZeroW対応3色電子ペーパーモジュールinky pHATが販売再開で英国Pimoroni社のe-Paperユニット inky pHAT / wHATについて書いたが、その後約1年が経過し製品が増えてきたので覚書を兼ねて記録しておく。

  • 製品リンク
  • 日本からの入手方法
  • インストール時の注意点
  • 搭載パネル、データシート
  • 他のRaspi用e-paperユニット

IMG_20181231_164402.jpg

製品リンク

この1年間の間に以下の展開があった。

  • inky pHATシリーズ(212x104 pixels 2.13型)の配色バリエーションが3種に増加(従来の白黒赤の3色に加え、2色:白黒、3色:白黒黄)
  • inky wHATシリーズ(400x300 pixels 4.2型)追加。色のバリエーションは2種(3色:白黒赤、2色:白黒)

Pimoroni社の製品リンクは以下。

日本からの入手方法

ドライバインストール

  • バリエーションの増加と共に、ドライバが大幅に書き直された。また、pHATの初期型のサポートが打ち切られた。(旧版のライブラリは現在も使用可能) ((https://learn.pimoroni.com/tutorial/sandyj/getting-started-with-inky-phat) 参照)
  • Raspbian Stretchにインストールしましたが、以下を実施しないとうまくインストールできまない。

 - 一部のパッケージを事前に手動でインストール

sudo apt-get install libxml2-dev libxslt1-dev python-dev

 - wikiquotesのインストール時にcc1が動き続けて終了しない → スワップを増加して対応 (wikiquotes側で対応されて不要になっている様な気もする)
 - 幾つかのフォントのインストールに失敗するが、

各チュートリアルは
inky pHAT (https://learn.pimoroni.com/tutorial/sandyj/getting-started-with-inky-phat)
inky wHAT (https://learn.pimoroni.com/tutorial/sandyj/getting-started-with-inky-what)

特にinky wHATは簡単に画像ファイルを2色ディザ変換後表示できるdither-image-what.pyがとても簡単で使いやすい。(トップに貼った写真もこれを使ったサクッと出したもの。)

搭載パネル、データシート

現物のFFCへの印字やドライバ、写真などから各e-Paperモジュールのものと思われるデータシートが特定できた(Red/Black/Whiteのみ)ので以下に各リンクを示す。
なお、旧版ライブラリの_v2_initには”Sent by dev board but undocumented in datasheet”等というコメントが入っていて、興味深い。

他のRasPi用e-Paperユニット

  • 212x104 ピクセル 2.13型のRaspi用のe-paperモジュールはWAVESHARE社のものも出回っている。サイズのバリエーションもある。
  • 使っているモジュールはinky pHATのV1と同じだが、Raspiとのインタフェースのピンの割り当てが異なる。そのため、ドライバは少し書き換えれば相互に流用可能になると思われる。(未確認)
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