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typescriptでJavaScriptライブラリを使う方法 ②

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本記事は前回の記事の続きになります。

前回の記事はこちらです。

さて、今回はデクラレーションファイルのないサードパッケージ製パッケージをtypescriptで使用する方法について紹介します。

誰かが既に作成していないかを確認する。

今回はlodashを使用します。

下記のコマンドでインストールします。

npm install lodash

そして、tsファイル上でimportします。

library.ts
import _ from 'lodash';

すると、エラーが出るはずです。

node_modulesのディレクトリの中のlodashの中身を見てみましょう。

デクラレーションファイルがありませんね。

こういう時に一番最初に試して欲しいのが、

既存の型定義ファイルがないかを確かめることです。

確かめる方法は、**「@types/lodash」**でGoogle検索してみましょう。
スクリーンショット 2020-07-08 13.52.49.png
出てきましたね。

実際に開き、githubのリンクがあるのでクリックすると、

DefinitelyTypedというリポジトリがあります。
スクリーンショット 2020-07-08 13.57.56.png

このリポジトリは、typescriptの公式のリポジトリで、開発者以外でもコミットできるようになっています。(プルリクエストはtypescriptの開発チームが毎回確認しているので安全性は高いです)

このDefinitelyTypedというリポジトリの中のtypesディレクトリの中にデクラレーションファイルが入っています。

なので誰かが既に型定義ファイルを作成していてば使用できるということになります。

それでは、使い方について説明していきます。

下記のコマンドでインストールできます。

npm install --save-dev @types/lodash

問題なくインストールできればエラーが消えるはずです。

試しに使ってみましょう。

library.ts
import _ from 'lodash';
_.shuffle([1,2,3,4])

エラーが出ていないと思います。

以上がデクラレーションファイルのないサードパッケージ製パッケージをtypescriptで使用する方法です。

この方法を使えば、ほとんどのサードパッケージ製パッケージを使うことができますので覚えておきましょう。

余談

先ほどのコマンドでインストールしたデクラレーションファイルはどこに保管されるのでしょうか。

node_modulesディレクトリのnodeディレクトリに保管されます。
スクリーンショット 2020-07-08 14.11.12.png

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