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趣味で個人開発を続けていたらリードエンジニアになっていた話

Last updated at Posted at 2023-09-22

はじめに

こんにちは。最近第一子が生まれ生活リズムが狂ってきました。

夜中1~2回起きてミルクをあげつつ、6時ごろ起きて7~8時には仕事を開始するという、
リモートで働いているエンジニアとしてはらしくない生活リズムで活動しています(笑)

パパとして日々少しずつ我が子の成長を見てるだけで非常に幸せですが、
これから夜泣き時期やイヤイヤ期が訪れるかと思うと恐怖で夜しかぐっすり眠れません🛌スヤァ

IMG_7522 2.jpg

キャリアについての個人的な考え方

私は「どう成りたいか」よりも「どう在りたいか」を大事にしています。
新卒で入った会社や独立して知り合った先輩からキャリアについて聞かれた時も思いのままを話しますが、大体は前者のように「数年後なりたい自分を定めた方がいいよ」と似たようなアドバイスをいただきます。

もちろん自分なりの目的を持ち、目標に向かって一つずつ実績や経験を積むことは大事ですが、目標を立てた当時の目的は数年後も同じだとは限りません。

もっと柔軟にそのとき自分がやりたいことを真面目に続けるだけでも
その人が選んだキャリアとしてあってもいいのではと考えています。

※もちろんその状態で何かを成し遂げるのであれば、やりたかったことだけ続けた一貫性の無さをどこかで昇華させるような行動やきっかけは必要ですが。。

仕事の広げ方・つながり方

私の場合仕事につながることが多いのは以下ケースが多いです。
・飲み友経由で知り合った知人
・SNSで意気投合し一緒に飲みに行った人
・過去一緒に働いていた方からの紹介

今の時代だとSNSでのフォロワー数や執筆・登壇の規模/回数などでその人の指標を図ることもあるかと思いますが、
僕の場合は「技術やその人の過去」などよりも「一緒に美味しいお酒を飲める関係性を築けるか」を重視しています。

もし興味を持った方はぜひ一度気軽に飲みに行きましょう笑

ここ数年での主なポジション

・リードスマホアプリエンジニア(ReactNative, Flutter)
・リードwebエンジニア(Next.js)
・フルスタックエンジニア(インフラ/バックエンド/フロントエンド/スマホアプリリリース)

特にReactNative + Expoでの経験が豊富なので、
スマホアプリのリードエンジニアとして活動することがメインになってきています。

現在のポジションに着くまで

どうやって趣味開発から企業へ技術・経験を提供できるようになっていたのかざっくり時系列で紹介したいと思います。
個人的には地道な活動をただただ続けた結果だと捉えているので多少の再現性はあるかと思っています。

どういうことをしたか

ざっくり4つのパートに分けてお話しします。

(1)なぜ趣味開発を始めたか

新卒で入った会社の同期に「技術がめちゃくちゃ好き」なZさんがいました。

研修などで一緒に同期をまとめることが多く話していくうちに仲良くなり、
Zさんから「ReactNativeっていうJSのフレームワークでスマホアプリ作れるから一緒やらん?!」
と誘われ、何も入っていないパソコンにNodeの環境を作ったことがきっかけです。

(2)なぜ趣味開発を続けられたか

こちらもZさんから誘われたSPAJAMという大会が理由です。

当日発表されるテーマから約24時間でアイディアを絞り出し、開発を行い、プレゼンまで行う大会で、
この大会に3,4回ほど参加していました👏

毎年この大会に指標を合わせて技術力を高めるためにReactNativeでの趣味開発を行っていたので、
自然とモチベーションが下がらずに行えていたんだと思います。

気になった結果は別の記事に記載しているのでもし気が向いた方は見てみてください笑
https://qiita.com/nakapon9517/items/bbcd8ca77d8498eeacf5

(3)趣味開発で何をしてきたか

ありきたりなメモや、空間上に城を建てられる訳の分からないアプリなど誰の役にも立たないアプリを作っていました😀
アプリ開発初心者あるあるで、リリース周りの知見もないためほとんどリリースすらしていません・・笑

ただ「一つのエラーに3,4日かけても折れない心」や「頼れる人がいなくても自己解決する力」がかなり付き、
この経験が後のベンチャーやスタートアップでもがき苦しむ時の救いとなりました。

ちなみにですが趣味開発ではこの程度のアプリであれば1人で作れるようになりました。
簡単に説明するとLINEのグループ機能(チャット・サブチャット・ノート・イベントなど)をより柔軟に、よりマルチに行えるサービスです。

その他にも趣味であるボウリングのサービスなども作っています🎳

(4)どのように営業を行なってきたか

前述した通り、いろんな人と繋がり飲みに行ったりする関係の基礎ができる前は
TwitterでのエンジニアアカウントとプライベートのSNSでも友達などにも公開してました。

そこではなるべく自分のことを隠すことなく出していました。
趣味開発で作った完成度の低いアプリですらSNSに公開して、
成功だけでなく困ったことや苦しいことなども公開。

そこから不思議な縁が積み重なり今のように知り合い経由でお仕事をいただけるようになりました。
その中でも特に分岐点になったのが以下です。

・プライベートのSNS経由で学生時代の知人からアプリを作って欲しいと頼まれ受託開発を経験
・SNS経由で知り合った人にたくさんの方を紹介していただく
・上記活動をまたちょこちょこSNSにあげていると直接声をかけてくれる人が増えた

(5)どのようにエンジニアとしてステップアップしてきたか

ざっくり説明すると以下になると思います。
僕のように業界未経験で始める人は真似してください。

  1. (社会人になるまで)
    ・ブラインドタッチ習得(当たり前思うけどかなり大事。できない人は社会人3年目以降だいたい平凡なままです。)
    ・やれることを地道にやる(学部の専攻に全く関係のない基本情報を毎年受けていました。ちなみに全落ちです。)

  2. (社会人1~3年目)
    ・共に努力できる知人を見つける(超大事!!!モチベーションの維持が楽になる)

  3. (社会人1~3年目)
    ・勉強や学習を習慣化する(何かを犠牲にしてでもやるべきです。今苦労して未来でラクしましょう)

  4. (社会人3年目以降)
    ・挑戦を恐れない(個人的には受託開発おすすめ。提案/見積り/要件定義/設計/開発/納品など一通り経験可能)

  5. (社会人3年目以降)
    スタートアップなど少し厳しい場所に身を置く(自分の実力の無さに絶望して日々病みます。ただししがみついて得られるものはかなり多いです)

  6. (いつでもチャンスがあれば)
    知り合いの事業の手伝い(裁量が大きいのでチャンス。構築から技術選定まで基本的には何でも手を挙げる)

ほとんどの人が3年目以降自分なりのキャリアを積んでいくことになると思います。
上司や先輩にあーだこーだ言われても、あなた自身がやりたいことをベースにキャリアを積んでいって欲しいと個人的には思います。

「楽しい」は最強です。
「楽しいから続ける」はもっと最強です。

主にどういうことが得意か

個人開発ではほとんどが以下技術スタックと同等のものになります(安い・早い・楽の三拍子!)
もし似たような構成でお困りごとがあればご相談ください💪

アーキテクチャ.jpg

最後に

キャリアに悩んでいる人へ

人が歩む道に正解はないと思っています。

「自分がどう成りたいか」 も大切ですが、
「自分がどう在りたいか」 直感で生きるのも悪くはないと僕は考えています。

周りと比較するときはほどほどに、
自分が信じた道は、いつまでも信じてあげてください。
その方が楽しいし後から後悔することも少ないと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

たくさんいるエンジニアの中の1人の意見ですが、
少しでも参考になれば幸いです。

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