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「あれ、なんだっけ?」を解消!統一用語をサッと確認できるbotに挑戦【初心者】

Last updated at Posted at 2022-09-07

誤字脱字はだけではない、
重要な自社の統一用語チェック

私は、日々原稿のチェックに追われている一般企業の社内報担当者です。
初校が届けば、すぐに目を皿にして誌面のすみずみまでチェックを行います。
その際に、誤字脱字と同じくらい(もしくはそれ以上)重要なのが、
自社の統一用語が反映されているかどうか
しかし、1つや2つではない用語を覚えるのは一苦労で、すぐに忘れてしまいます。
「あれ、『捉える』って、漢字だっけ平仮名だっけ?」と混乱するたびに、データを蓄積しているエクセルシートから掘り起こさなければなりません。正直煩わしく、調べている間にストーリーが抜けてしまい最初から読み直すことになります。
サッと調べることができるBotが欲しい!と思い、デジタル知識皆無の初心者が作成に挑戦しました。

【補足説明】なぜ自社統一用語があるのか
基本理念を下にした考えから、ただ単に言葉を並べるのではなく、言葉の中に思いも込めているからです。例えば、「お客様」は利用不可です。理由は、「様」には、物事の形、あり方、様子、ありさまを意味します。お客さまは、決して物事の様子を表す対象ではありません。そのため、「お客さま」という表現を使用しています。

使用ツール

  • LINE Developers
  • Make
  • Googleスプレッドシート

完成品

作成の下準備

  • 使用ツール、アプリケーションそれぞれに会員登録
  • LINE Developersでプロバイダーを作成
  • Googleスプレッドシートでデータの整理
  • うまくいくようにお祈り

Makeで連携

下準備の後、連携作業開始!以下のようにつなぎました。

宿題_make.gif

 1. LINE(watch Events):基本的な設定(LINE Developers)
 2. Googleスプレッドシート(Search Rows):元データ
 3. Tools(Swich):正規表現を使用して一致させる
 4. Router:文字列の有りと無しに分岐
 5. LINE(Send a Reply Message)
    合致した場合:「利用可」「利用不可」「備考」を設定
    合致しない場合:「記者ハンドブック」を確認するように指示

▼Googleスプレッドシートの中身
宿題_統一用語Googleシート.gif
※統一用語の一部。合計数は約360個あります

▼Routerの設定
検索文字列有りの場合は、画像下の「合致した場合」という意味Existsにする
宿題1Setupfilter.jpg
※文字列が無い場合は「Does not Exist」にする

▼LINEテキスト
宿題_LINE_テキスト.gif
振り返りと次の目標

  • 英語が分からなくても翻訳しながら愚直に進めた
  • 統一用語サッとbotはなんとか完成した
  • 記者ハンドブックの内容もbotで返せるようにしたい
  • SSSAPI化したデータを活用するbotにチャレンジする
      ※GoogleスプレッドシートをAPI化できるサイト

以上です!最後までお読みいただきありがとうございました。

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