どうも
パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社(以後、PAD)の @nakamura_tatsuya です。
さて、前回はPADとの初対面と入社を決意した瞬間についてお話ししました。
今回は、大阪での最終面接と、新たな挑戦への扉を開く瞬間について語ります。
更新頻度は某漫画のようですが、連載中です!
大阪での最終面接
初対面での感動が冷めやらぬまま、僕はすぐにオープンカンパニーに応募しました。
応募が受理され、無事に参加することができ、新卒採用の選考を受けようと思いました。
なんやかんや選考は進み、ついに最後の時を迎えました。大阪での最終面接です。
新幹線に乗って大阪へ向かう道中、緊張と期待が入り混じる気持ちを抱えながら、これまでの自分の研究や経験を振り返っていました。ただ、この日の朝、自分史上最もスムーズにネクタイが綺麗に結べたので、「今日イケるなぁ」とも思っていました (笑)
大阪の本社に到着し、エントランスをくぐると、どこか懐かしさと新鮮さを同時に感じました。まだこの会社で働いたことないのに、妙にしっくりくるような感じです。案内された会議室で自分の番を待つ間、心の中で自己紹介や質疑応答のシミュレーションを何度も繰り返しました。
そしてついに、「あちらの部屋にノックをしてお入りください」と人事の方に促されました。
面接官との対話
部屋に入ると、3人の面接官が座っていました。会社のホームページ等について、よく調べていたので、誰なのかはすぐに分かりました。その内の1人が実際にお会いすると、とても大きな方で驚きました。後に話すと、かなり筋トレをやられていることが判明 (ですよね) 。オフィスを歩く姿は別格の雰囲気を誇っていました。
面接は少しピリッとしながらも、終始和やかな雰囲気で進み、研究内容や志望動機などについて熱心に聞いていただけました。
面接官の一人から、「あなたの研究が弊社のプロジェクトにどう貢献できると思いますか?」 と尋ねられた時、僕は自分なりに考えたビジョンを精一杯伝えました。自動化技術やセンシング技術の応用について具体的な例を挙げながら、自分の知識と経験がどのように役立つかを説明しました。その熱意が伝わったのか、面接官たちはうなずきながら真剣に聞いてくれました。
A氏との初対面から始まって最終面接までの全体を通して感じたことですが、学生であるが故に、社会的にも、会社で必要な専門技術的にも未熟である僕の考えを、頭ごなしに否定せずにまずはちゃんと聞こうとしてくれる姿勢が凄く良かったです。
「傾聴力」という言葉がありますが、社会に出ると自分の上司や部下、顧客のように、自分と立場が違う相手とお仕事していくことになりますので、信頼構築のためには、やはり必要不可欠なスキルですね。
ただ、ソフトウェア開発の仕事をやっていると"聞くだけ"ではダメで、企画・提案力も大事になってきます。要望を汲み取る中で、相手が気づいていないことに気づき、期待をさらに超えるような案を発想して、それをどれだけお客さんに提案し、開発を推進していけるのか。この部分に世の中に多く存在しているソフトウェア開発会社としての差が出てくると思っています。
私個人の理想としては、お客さんの実現したいシステムの想いを傾聴し、そのシステムが適用される未来を想像しながら、利用者が最高の体験を得られるような企画・提案を行い、どんなアイデアも実現する技術力を持つ。そして、開発の進め方などでもリードできる。この部分で他社を凌駕し、「色んな会社があるけどPADに依頼したい」 と言ってもらえる会社でありたいと考えています。
幸いなことに、弊社には多様な分野で培ってきた知見や技術力がありますので、この会社でなら出来ると信じて日々邁進中です!
新たな挑戦への扉
面接が終わり、手ごたえは感じていたものの、内心では不安と期待が入り混じっていました。本社から出て独りになった瞬間、「やれることはやった」と自分に言い聞かせました。そして、何か新しい挑戦が始まる予感が胸を高鳴らせました。
数日後、合格の連絡が来ました。その瞬間、喜びとともに、「これからが本当の挑戦だ」という気持ちが湧いてきました。PADでの新しい日々が、僕にとってどれほど意義深いものになるかを考えると、胸が高鳴りました。
この面接を通じて、僕はこの会社が提供する環境やプロジェクトが、自分の成長に最適であると確信しました。新しい仲間とともに、技術の最前線で挑戦し続ける日々が始まるのです。
次回は、「PADでの初仕事」についてお話しします。それでは、また!
※ PADに興味を持ってくださった方、どんな小さな疑問でも構いません。私たちのことをもっと知りたいと思ったら、ぜひWebサイトからお問い合わせください。あなたからの連絡を楽しみにしています!