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連載:若手エンジニアのナラティブポエム (2) ~PADとの初対面 と 入社決意の瞬間~

Last updated at Posted at 2024-01-25

どうも
パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社 (以後、PAD) の @nakamura_tatsuya です。

さて、前回はPADを知ったきっかけについてお話ししましたね。
今回は、PADとの初対面と、入社を決意した瞬間について語ります。

PADとの初対面

PADとの初デート!? 前回の話の続きです。

教授の一言で、PADの方がわざわざ大阪から僕に会いに来てくれることになったんです。しかも、翌週に。「マジか」って感じでした。

もちろん会社のことについて説明しに来ると思いましたが、せっかく来てくれるからには何か自分のことについても話したい。何を話そうか迷った末に、自分の研究内容や普段の研究への取り組み方について話そうと決め、ドキドキしながらその日を待ちました。


そして迎えた当日、大学の指定された会議室に入ると、すでにPADの担当者が待っていました。この方を以後、A氏と呼ぶことにします。

第一印象は、「あ、すごくフレンドリーな方だ」って感じ。堅苦しく、気取った感じではなくて、リラックスした雰囲気でA氏は話し始めました (良い意味で、拍子抜け)。

話を聞いてビックリ。PADの取り組み、具体的には建機の自動化等のロボティクス分野や、最先端のセンシング技術の開発など、まさに僕がやりたかったこと、自分の興味と完璧にマッチしている感じがしました。

※ 最近だと、地球での建機自動化の経験を活かして、月での掘削にも手を出し始めました。「月面 SLAM」等でWeb検索すると、国土交通省の宇宙無人建設革新技術開発推進事業の話が出てきて、弊社の名前が載っていると思います。スケールがデカい。弊社のWebサイトでは空が見えますが、突き抜けたようです。次は火星でも狙っているのでしょうか。


さらに、PADの雰囲気にも惹かれました。少数精鋭で自由度が高く、意見も言いやすそうな雰囲気。本社直轄部門なので社名に親会社の名前がついていますが、まるでスタートアップ企業みたい。それでいて、福利厚生などは親会社同等。A氏の 「弊社を良く見せようと話してはいない。会社のことをそのまま話している」 という言葉が心に刺さりました。事実、それはA氏の雰囲気からも感じ取れました。

会社説明をしてもらった後、僕の方から自分の研究内容や普段の研究への取り組み方について話しました。しっかりと聞いてくれた上に、A氏の 「これは伸びるね」 という一言は嬉しかったです。その当時は毎週、他の研究室のメンバとは比べ物にならないくらいの進捗報告の量 (進捗報告というか、もはや勉強の成果報告) だったので、初対面の人からその努力を認めてもらえたのが嬉しかったです。

頑張ったことに対して気づいてもらえる、理解してもらえると嬉しいものですよね。それは社会人になっても同じです。特に、開発をやっているとレビューが多いですが、欠陥や改善点を指摘しようとなりがちなので、褒める所はちゃんと褒めていきたいですね。上司・部下の縦の関係だけでなく、メンバ間・協力会社間といった横の関係も含めて。


この記事を読んで、相手に思いを馳せようとほんの少しでも思ってくれたら嬉しいです。

入社決意の瞬間

その会話の後、僕はPADへの入社を決意しました。A氏との会話で、事業内容や会社の雰囲気が「こんな会社が良い!」のイメージにマッチしていたのはもちろんのこと、あとは、なんというか、直感というか、ここなら自分の力を試せる、伸ばせるという確信がありました。

採用情報に記載されている勤続年数や制度といった数値や言語で示される指標も大事ですが、フィーリングなどの数値や言語ではなかなか表せない自分の感覚も大事だと思います。実際、会社にはどんな人がいるのか等、人事の方も一部しか伝えられないことをはじめ、入社してから分かる良さも沢山あるので、自分の感覚を信じることは良いことだと思います。


「本日は、ありがとうございました」と、会議室を出てエレベータまでA氏を見送りに行き、ドアが閉まり姿が見えなくなった後、「良い時間だったな」と思えた感覚、今でも忘れません。その後、僕はオープンカンパニーに応募して、会社について肌で感じた後、採用試験を受けて行くのでした。

次回:「大阪での最終面接」に続く。それでは、また!


※ PADに興味を持ってくださった方、どんな小さな疑問でも構いません。私たちのことをもっと知りたいと思ったら、ぜひWebサイトからお問い合わせください。あなたからの連絡を楽しみにしています!

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