はじめに
何か技術を学びたい時、本の購入が選択肢に出てくると思います。
インターネットで調べると本の数が多いことから、どの本が良いのか悩んだ経験はありませんか?
この記事は技術書を買うときに自分にとって良い本を判断する方法を僕なりに紹介したいと思います。
想定する読者
- ある技術を学びたいが、どの本が自分に適しているのかわからなくて悩んでいる人
前提
- Amazonで本が購入できること
- (できれば)kindle版で無料サンプルを見れること
Step1 自分の学びたいことを明確にする
本を探す前に大前提として自分が今何を学びたいのかを明らかにする必要があります。
これができていないと自分に適した本を探すことができません。
最悪の場合、自分には価値のない本を購入してしまい時間とお金の無駄になってしまいます。
僕なりの方法ですが、技術名
+ 何ができるようになりたいのか
の組み合わせで考えられていると本探しがスムーズにできると思います。
技術名
React
Ruby
AWS
の粒度なので、これは簡単ですね。
何ができるようになりたいのか
次にその技術を使って何をできるようにしたいかを明確にします。
例えば以下の通りです。
React
のHooksを使って状態管理を実装できるようにしたい
Rails
のアーキテクチャを理解して実装できるようになりたい
AWS
を使って可用性の高いアーキテクチャを構築できるようになりたい
ここまで明確にしていれば、ネットサーフィンしていても迷わずに効率よく購入ができます。
Step2 紹介サイトでよく出てくる本を見つける
Amazonに行く前にGoogleで「技術名 + 本」と検索します。
「React 本」のように検索をしてください。
すると、その技術書のオススメを紹介するサイトがいくつか検索で見つかります。
3,4つくらいざっと確認してどのサイトにも掲載されてる本を探してください。
サイトの特色によって紹介されてる本に偏りがありますが、良い本はどのサイトにも掲載されています。
また、併せてサイト作成者の評価文を確認してください。
Step1の内容が学べそうであるかをチェックします。
Step3 Amazonの評価が高いか確認
Step2でピックアップした本について、僕は念の為Amazonの評価とコメント欄を確認します。
あまりに評価が低い場合はStep2に戻り別の候補を検討します。
Step4 Amazonの無料サンプルで目次に学びたい内容があるか確認
以下の条件が必要になります。
揃っていないとできないためスキップしても構いません。
- Kindleアプリ、Kindle端末がある方。
- 本のkindle版(電子書籍)が存在すること
Amazonの商品ページに「無料サンプル」というボタンがあります。
これを押してkindleで冒頭の数ページ確認できます。
僕がいくつか試したところ、ほとんど本が目次まで確認できました。
この目次にStep1で確認した内容が含まれているか確認します。
Step1の内容が学べないと感じたら、Step2に戻り別の候補を検討します。
Step5 最終判断
Step1〜3(4)の内容が全て問題ない場合は購入を検討してもOKだと思います。
最後に
技術書を読むと毎度「早く読んでおけばよかった!」と思ってしまうので、いい技術書には早く出会いたいもんですね。
この記事の方法が最善だとは思いませんが、少しでも皆さんの本選びの助けになれば幸いです。