環境
- RaspberryPi4ModelB
- 3510ファン(5V)
説明
5Vで動かしていたファンを3.3Vで回す
ファンのケーブルには、-極(黒色)と+極(赤色)があり-極はGPIOピンのGNDピンに刺し、+極を任意の電圧に変更すればいい
GNDピンとは
グラウンドピンと呼ばれるらしい
電源から電流が電気回路に流れた場合、最終的に電流を電源に戻す「出口」が必要。
RaspberryPiはGNDピンが出口の役割を果たす
今回は、5Vのファンを運用させているので問題ありませんが、ファンが大型であったり、起動時に大きな電流を使用する物だとRaspberryPi自体の動作が不安定になることがあるらしい
手順
RaspberryPiのGPIOピンの仕様をチェックする
pinout
#実行結果
Description : Raspberry Pi 4B rev 1.5
Revision : c03115
SoC : BCM2711
RAM : 4GB
Storage : MicroSD
USB ports : 4 (of which 2 USB3)
Ethernet ports : 1 (1000Mbps max. speed)
Wi-fi : True
Bluetooth : True
Camera ports (CSI) : 1
Display ports (DSI): 1
,--------------------------------.
| oooooooooooooooooooo J8 +======
| 1ooooooooooooooooooo J14 | Net
| Wi 12 +======
| Fi Pi Model 4B V1.5 oo |
| |D ,---. +---+ +====
| |S |SoC| |RAM| |USB3
| |I `---' +---+ +====
| |0 C| |
| oo1 J2 S| +====
| I| |A| |USB2
| pwr |hd| |hd| 0| |u| +====
`-| |---|m0|---|m1|----|x|-------'
J8:
3V3 (1) (2) 5V
GPIO2 (3) (4) 5V
GPIO3 (5) (6) GND
GPIO4 (7) (8) GPIO14
GND (9) (10) GPIO15
GPIO17 (11) (12) GPIO18
GPIO27 (13) (14) GND
GPIO22 (15) (16) GPIO23
3V3 (17) (18) GPIO24
GPIO10 (19) (20) GND
GPIO9 (21) (22) GPIO25
GPIO11 (23) (24) GPIO8
GND (25) (26) GPIO7
GPIO0 (27) (28) GPIO1
GPIO5 (29) (30) GND
GPIO6 (31) (32) GPIO12
GPIO13 (33) (34) GND
GPIO19 (35) (36) GPIO16
GPIO26 (37) (38) GPIO20
GND (39) (40) GPIO21
J2:
GLOBAL ENABLE (1)
GND (2)
RUN (3)
J14:
TR01 TAP (1) (2) TR00 TAP
TR03 TAP (3) (4) TR02 TAP
For further information, please refer to https://pinout.xyz/
現在はJ8の4番(5V)と6番(GND)のピンにファンを取り付けており5Vで運用しています。
一度、RaspberryPiをシャットダウンします
sudo shutdown -h now
次に、物理的に電源を止めます。
そのあとpinoutコマンドでみた通りにファンのケーブルを刺しなおします。
正確に刺さないとショートして壊れる可能性があります
GNDピンはそのままで、+極のケーブル(本環境では赤いケーブル)を刺しなおしました。
具体的にはJ8の4番ピン(5V)を1番ピン(3.3V)に刺しなおします
そのあと、物理的な電源を投入しファンが回ることを確認してください。
もしも回らなかった場合は、諦めて電源を再度切りファンのケーブルをもとに戻し、投入しなおしてください
終わりに
今回の環境は、NASとしてのみ運用していたので、内部温度はさほど変化がないように感じます。
投入後の内部温度を測ってみたのですが、感覚的には37~38度でした
内部温度が見れるコマンド
watch -n 0.1 vcgencmd measure_temp
よかったらNASも作ってみてください!!

