はじめに
Node.jsは JavaScriptをサーバーサイドで動かすための環境 です。
Web APIの構築、ツール開発、そしてReactやVueなどのフロントエンド開発でも必須となっています。
本記事のゴールは、Mac/LinuxにNode.jsをインストールして動作確認できるようにすること です。
Node.jsのインストール方法
方法① 公式サイトから直接インストール
- Node.js公式サイト にアクセス
- LTS版 をダウンロード(安定性・長期サポートあり)
- インストール後、以下で確認
node -v
npm -v
✅ メリット:手軽に始められる
⚠️ デメリット:複数バージョンを切り替えたいときに不便
方法② nvm(Node Version Manager)を使う
1. nvmのインストール
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash
その後シェルを再読み込みします。
source ~/.bashrc # bash の場合
source ~/.zshrc # zsh の場合
2. nvmが入ったか確認
command -v nvm
3. Node.js(LTS版)をインストール
nvm install --lts
nvm use --lts
4. バージョン確認
node -v
npm -v
✅ メリット:複数バージョンの切り替えが簡単、実務で便利
⚠️ デメリット:最初の導入に少し手間がかかる
npm(Node Package Manager)とは?
Node.jsと一緒にインストールされるパッケージ管理ツールです。
ライブラリの追加・管理などに利用できます。
バージョン確認コマンド:
npm -v
動作確認
ターミナルでnodeを起動すると、対話型コンソールが立ち上がります。
試しに以下を実行してみましょう。
console.log("Hello Node.js!");
1 + 2
終了するには.exitまたはcontrol+Dを入力します。
まとめ
- Mac/LinuxでNode.jsを始める方法は2つ
- 公式インストール(手軽だが切替は不便)
- nvm利用(バージョンの切替ができるため実務向け)