概要
-
イレブンナインを謳っているのが特徴 (データ耐久性が 99.999999999% で「9 が 11 個並ぶよ」という意味)
- それぐらいデータを消失しづらいのが売り
- 課金はデータの保存量に応じて料金が決定する
- 5 GB までなら無料枠として提供されている(2024/10/24時点)
- "Amazon s3" は Amazon のストレージサービスの総称の意味合いもあり、公式資料では一般的に認知されている画像を保存する際に利用する S3 は"Amazon s3 標準"という呼び方が正式名称
- 他にも保存方針でサービスが複数存在している
- "Amazon S3 Glacier Deep Archive" は S3 の一種で名前の通りアーカイブのように長期保存に向いている
S3 の仕組み・構成編
以下のようなデータの仕組み付与情報を載せることが基本となっている
-
バケット
… オブジェクトの格納場所(パ ではなく バ)- S3 に保存したファイルにアクセスする際にバケット名がそのまま URL に含まれるため「オブジェクトの格納場所」という表現がされている
- rails のルートに付与される prefix みたく分かりやすくバケットを階層構造的に管理可能
sampleバケットにデータ保存
sample.jpg
photos/2006/January/sample.jpg // NG
photos/2006/February/sample2.jpg
photos/2006/February/sample3.jpg
photos/2006/February/sample4.jpg
-
キー
... オブジェクトに割り当てる名前(ファイル名)- バケット内で一意である必要がある
- この点は一般的な「同じフォルダー内で同じ名前のファイルはダメだが、フォルダーが異なれば同じ名前のファイルを作っても良い」とは異なる
- バケット内で一意である必要がある
-
メタデータ
- アップロードしたオブジェクトの属性を記載したデータ
- 日付データなどが付与されている
参考資料