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ORACLE MASTER Gold DBA 2019 取得

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Oracle Database Administration II (1Z0-083-JPN) 試験に合格して、ORACLE MASTER Gold DBA 2019を取得できました。体験記として共有させていただきます。

これまで

2018年にORACLE MASTER Silver 12cを取得済み。
しかし、それ以前から業務、個人共にORACLEは長年使っていないですが、継続してそれぞれのバージョンのSilverを取得してきました。

取得理由

取得への敷居が低くなったこととGOLDへの憧れ。
新人の頃から数年以上ORCALEを使っていて、ORACLE MASTERも取得するようにしていました。
たしか8iか9iの時代にGoldを取得しましたが、世界基準に合わせるとかでSilverに格下げとなりました。
Goldを取得するには超高額の実技試験を受ける必要があり、その点で諦めていました。
しかし、2019になって実技試験がなくなり、12c Silverから1Z0-083-JPNに合格することで2019 Goldに昇格できることとなりました。
格下げになった時からGoldへの憧れはずっと持っており、これを機にチャレンジすることとしました。

勉強期間

2022年8月~2024年3月
1年半にも及ぶことになった理由は後述の内容になりますが、基本的には「勉強できるときにやる」という明確な期限を決めていなかったため。普段ORCLEを触っていないこともありますが、だらだらとやっていたためです。
2024年1月時点でもう受験してもいいかなと思ったのですが、万が一のために再試験無料キャンペーン使いたいと思いました。おそらく3月に始まるだろうと予想して待っていて、実際3月から始まって、それを利用して申し込みました。

教材

いわゆる黒本

使用していた物としては大半がこれになります。練習問題もこの書籍の物を何回も繰り返し解きました。

Oracle University 無料セミナー

年に1回とか2回開催される無料セミナーで、私は以下の2つを受講しました。
いずれも講義の資料がもらえるので、その中にある解説や練習問題を繰り返し読みました。

  • ORACLE MASTER Gold DBA 2019 傾向と対策セミナー
  • 【ORACLE MASTER 28万人突破記念】DBA必見!Oracle University 人気講師が解説するマルチテナント

スキルチェック

20問しかないのですが、黒本以外の問題ができるのは貴重でした。
https://login.oracle.com/oamfed/idp/initiatesso?providerid=https://sso4.seertechsolutions.com/opensaml-sp&returnurl=deeplinkplayerv2%3D775844802

勉強方法

1.黒本を一通り読む

黒本を頭から読みました。解説読んで章末問題やりました。

2.黒本の模擬試験をひたすら繰り返し解く

黒本の巻末に模擬試験があり、オンラインでPCやスマホでもできます。本の問題と解説が画面で確認できるだけですが、本で見るよりやりやすかったです。特に制限時間はなく、中断した続きからできます。問題の解説がすぐ確認できるのが良いです。主に会社の昼休みにやってました。おそらく10回以上はやって、最終的に95%以上の正解率を取るようになってました。

3.無料セミナーを受講する

Oracle Universityのメールマガジンでセミナーの情報を得て受講しました。平日日中なので会社休みました。

4.無料セミナーの資料を繰り返し読む

セミナーで使った資料をもらえるので、繰り返し読んで、その中の練習問題も繰り返し解きました。解説がついてないので、セミナーで説明された内容をメモしておかないと忘れます。黒本だけだと問題の傾向に慣れすぎてしまうので、違う方向からの刺激になりました。

5.自分なりにノートにまとめる

黒本が分厚くだらだら勉強していたことや、普段Oracle使ってないこともあって、1.の方法で一通り読んでも内容をほとんど覚えていない状況でした。当然、練習問題も同じ間違いをしていました。
2回目からは練習問題を見て、わからないところの説明を読んで、自分なりにノートに要点を書いていきました。

6.スキルチェックの問題を解く

繰り返し問題を解くものの一つとして同様にやりました。これも頭の中が黒本の問題だけに偏らないように利用しました。

7.Oracle DBaseCamp

https://developer.oracle.com/ja/community/japan-events/dbasecamp.html
Oracleの若手社員さんによる勉強会。勉強期間中に偶然始まったので聴いていました。大体は基礎的な内容でしたが、私が普段Oracle使っておらず「SGAてどんなだっけ?」みたいな感じなので、この勉強会で黒本以外からの知識を入れていたという感じです。試験という目的からすると聴かなくても大丈夫だった気はします。

結果

OracleMaster2019Gold結果.png
黒本の模擬試験では95%以上正解の状態で受験して、正解率73%での合格となりました。試験全て解答後、自信のある問題の数が合格ライン近くあったので、まあ大丈夫だろうという感じでのこの結果でした。80%以上はいきたかったです。
当たり前ですが、黒本の問題とは同じことを問われていても問題文の表現が微妙に違っていたり、問題文も長めで、試験開始しばらくは結構焦っていました。黒本問題を暗記しているだけでは厳しいと思います。

反省点

まず、黒本を頭から全部読んで練習問題解いて理解するというところから始めたのですが、読み終わるのに1年かかりました。せいぜい1日30分程度しかやらなかったり、やらない日も多々ありました。結局、試験までOracleは全く触らず読むだけでしたが、頭に入ってこなくて、最後まで読んでも内容をほとんど覚えていないという無駄な1年となりました。
読み終えた後に黒本の模擬試験を初めてやったのですが、オンラインで手軽にできるのでもっと早くやっておけば良かったです。これを間違いだらけでも一通りやったことで、問題の傾向やどういった内容を問われるのか把握することができ、何を学習すればいいのか目標が見えてきました。
あと、自分なりの理解内容をノートに書いていくことで一気に理解が進みました。後から「これ何だっけ?」みたいなときにノートを見返してすぐ思い出すことができました。黒本は毎日持ち歩くには邪魔ですので、ノートだけを会社に持って行って昼休みに問題と来ながら見返したりしていました。
今思うことは、最初から練習問題に取り組み、ノートを書いていくことをすれば良かったです。

最後に

GLDDBA19CJPN.jpg
この称号を得るために1年半、そして37,730円という高額な受験料を費やしました。
これで地位や給料が上がることはなく、仕事でも使いません。身の回りで褒めてくれる人もいません。
でも、これでGoldの憧れと呪縛から解放されました。やっと他のことが勉強できます。

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