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Claudeデスクトップ + MCP いろいろ勘違いした

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Claudeでファイルの読み書きができる?

私はAIにClaudeを有料プランで利用しています。最早これなくして生きていけない体になってしまい、年払いにしました。
最近、AIでファイルの読み書きができるみたいな話を見聞きするようになりましたが、いまいち何のことかよくわかっていませんでした。
最近になってネットで検索しているうちに、ClaudeでVSCodeの拡張機能Clineみたいなことができるみたいな情報を見つけ、どうやらClaudeデスクトップとMCPというものを利用することで、いろんなことができるということがわかりました。

いろいろ迷った

ClaudeデスクトップとMCPでできるのですが、説明サイトはいっぱい出てくるし、当初理解できていない状態で読んでも意味がわかりませんでした。一応できるようになりましたが、理解不足や勘違いで右往左往しました。 

迷ったり勘違いしたところ

MCPはClaudeの拡張機能ではない

VSCodeのClineと同じように、Claudeに拡張機能を追加する感覚でいました。正確には、いろんな機能ごとのMCPサーバーが起動していて、ClaudeなどのアプリからそのMCPサーバーを利用する形でした。

  1. 使いたいMCPサーバーをインストール
  2. Claudeデスクトップの設定ファイル(claude_desktop_config.json)に、インストールしたMCPサーバーを使う定義を書く

という手順になります。
利用している分には同じことですが、使えるようになるまでに妙に手間がかかるなと思ってました。一通り動くようになって後から振り返ると、そういうことかと理解が進みました。

Node.jsなどのインストールが必要

先の拡張機能の勘違いからのつながりですが、MCPサーバーとして起動するためにNode.jsのインストールが必要だったりします。使用するMCPサーバーによってPythonとかも必要になるみたいです。最初、なぜこんなものが必要なのかわけもわからずインストールしてました。

WindowsとMacで使えるものが違う(多分)

私はWindowsを使っていますが、こちらのサイトを参考に設定をしていました。
Claude DesktopをCline風のAIエージェントにする
その中にターミナルでコマンド実行できるiterm-mcpというのがあります。設定は正常にできたですが、いざ使用してみるとエラーを出して動きません。
iterm-mcpのGithubの英語で書かれている説明を眺めていると要件に「iTerm2 must be running」 とありました。iTerm2はMacのターミナルなので、このMCPはWindowsでは動かないと思い設定を消しました。
ただ、「On Windows: %APPDATA%/Claude/claude_desktop_config.json」とあり、Windowsに関する説明があるところを見ると動くのかな?よくわかりません。

説明通り設定しても動かない

Brave Search MCP Serverを説明通りに設定してみましたが、Claudeデスクトップの起動時にエラーを起こしてました。そもそもサーバーのインストールからうまく行ってませんでした。
Claude MCPでWeb検索してPCに結果を保存させる (Windows)の説明の方法で動きました。
インストールしているものが違うのか、Macとの設定方法の違いなのかよくわかりません。同じMCPでも、説明しているサイトによって方法が違っているので、試行錯誤が必要な感じです。

最後に

ものわかり悪くて、一通り動くようになって、仕組みとか何のための設定なのかわかるようになりました。
今までコピー&ペーストでやりとりしていたことが、AIが直接ローカルのリソースにアクセスして仕事してくれます。

今のところ設定したのは以下の2つです。

  • Filesystem MCP Server
    ローカル端末のファイルやディレクトリの読み書き、移動、検索などができます。
  • Brave Search MCP Server
    URLを伝えるとClaudeがそのWEBサイトの内容を読んでくれます。記事をAIにコピペしなくてすみます。

「xxx(URL)にアクセスして、公開されているテーブルの情報をCSV形式で、yyy.csvというファイルに出力して」みたいなお願いができます。
他にはDB、Github、Googleドライブやマップなど各リソースを利用できるMCPがあるようです。プルリクエストにある複数のファイルのソースコードのプレビューやってくれるとありがたいなあとか。まだまだ増えていきそうです。

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