Githubに、全コード（Phase1~Phase3）をアップしております。
Github →　https://github.com/Revolution2021/Auto_Calc_program
（尚、pz31.pyの19行目のメールアドレス部分だけを本物に差し替えれば動作します。）

下記に、本プロジェクトの全体像を記載します。

営業情報を元に、顧客別に請求金額を確定した上で（Phase1）、報告書を記載し（Phase２）、その報告書をメール送信する（Phase3）と言う一連の処理を完全自動化するプログラム開発に成功した。
必要なスキルは、主に、Python OpenpyxlとWin32com。

■処理の説明
あなたは、本作業を行う担当者とする。

1)あなたには、各月の製品ごとの顧客別販売記録が、下記の様な.csvファイルで、営業担当者から送付されてくる。（この例では、９社の購入情報データがあったと仮定）

=====================================
XXA12345612_monthly_20210601.csv
XXA34567821_monthly_20210601.csv
XXB23456734_monthly_20210601.csv
XXC36754355_monthly_20210601.csv
XXE56789030_monthly_20210601.csv
XXF12345622_monthly_20210601.csv
XXF12345855_monthly_20210601.csv
XXH34567877_monthly_20210601.csv
XXX12678910_monthly_20210601.csv

各.csvファイルは下記の様に記載されている。（それぞれのファイルでは、数百行から数千行の販売データが記録されている。尚、この例では、製品AとBの価格は同一とする。）

3)　
下記の様な集計表を、一瞬で作成したい。（プログラム開発前は、20人日程度は掛かっていた。実際には、.csvファイルの数はもっと多かった為。）

尚、同じ製品でも、O社に販売する時と、P社に販売する時は価格が異なる。
また、Q社には、何個販売しても、弊品１個当たりの価格は不変であるが（つまり、Volume Discountは効かない。）、R社では、例えば、1000個までは単価500円だが、1001個以上は単価480円となり、5000個以上は単価400円となる様な、変則的な価格が適用される。
（それをLadder Priceとここでは呼ぶ。）

顧客リストとLadder Pirce適用状況、及び顧客別単価は、添付の”client list.xlsx”に記載している。

＜Phase2＞
上記Phase1の3）で作成したエクセルシートを元に、下記の様な報告書を自動作成する。
尚、報告書に記載する顧客は、4)で述べた、Ladder Priceを適用している顧客だけとする。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
Mr. Tomas、

Hi, This is Jane.

Billing charge to each client of previous month（2021/05）is as below.

XXA12345612 : Tokyo co. unit number 28187 x price/unit 400 USD ＝ Total_price 11,274,800 USD

XXA34567821 : Hong Kong Co. (Contract A) unit number 28187 x price/unit 320 USD ＝ Total_price 9,019,840 USD

XXB23456734 : Oosaka co. unit number 32511 x price/unit 200 USD ＝ Total_price 6,502,200 USD

XXE56789030 : Guam Co. unit number 68995 x price/unit 500 USD ＝ Total_price 34,497,500 USD

Regards
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

＜Phase３＞
上記Phase2で作成した報告書を、メールで自動送信する。
今回は、メーラーはOutlookを使用したが、GmailやYahooメールでも、コードはほぼ同じである事を確認済。

■ プログラム説明
処理手順Phase1の3)に記載したSummary Sheetを自動作成するプログラム構成

処理手順Phase2に記載したメール本文を自動作成するプログラム構成

処理手順Phase３に記載したメール（Outlook）を自動送信するプログラム構成

■　実行ファイル設置例（御参考）

■　実行ファイル記載例

=======================
@rem .csvファイルのあるフォルダに移動
cd C:\Users\user_xxx\Documents\Auto_Calc_program

@rem 存在しているprocess.pyをrun
python process_final.py

@rem 存在しているprocess2.pyをrun
python process_final2.py

python pz31.py
@REM （for text copy to outlook）

start Outlook
@REM （Outlook Active)

python pz32.py
@REM （Click F9 key for sending email）

============================

以上です。