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Google Workspaceの「Flows」で、特定企業のプレスリリースを自動収集・要約するワークフローを作りました

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はじめに

Google Workspaceを使うことがあるのですが、その中の1機能である「Flows」が非常に便利で、いろいろと試行錯誤しながら作るのが最近の楽しみになっています。
今回は、PR TIMESから特定の企業のプレスリリースを自動で抽出し、要約してGoogle Chatに通知するワークフローを作成したので、その内容を共有します。

※「Flows」を使わなくてもGeminiで試せます!

「Flowsの設定はまだハードルが高い」という方でも、以下のプロンプトを直接Geminiに投げるだけで、同様の結果を得ることができます。
ぜひお手元で試してみてください。

今回作成した「Flows」について

構成

シンプルな3ステップです。

Starter:
 Step 1: スケジュール実行(例:毎週月曜日の朝など)
Actions:
 Step 2: Geminiへの問いかけ(プロンプト実行)
 Step 3: Google Chatへの通知

Geminiに設定したプロンプト

ここが今回の肝となる部分です。単にリンクを貼るだけでなく、「情報の網羅性」と「要約の質」にこだわって制約を設けています。
※{{Step 1: Start time}} の部分は、Flowsの変数を使用して実行時の日付を取得するようにしています。

# 指示
以下のURLにアクセスし、直近1週間以内({{Step 1: Start time}}から遡って7日間以内)に公開されたプレスリリースを【漏れなくすべて】抽出してください。

# 手順
1. URL内の【最新のリリース10件】を順に確認し、公開日が1週間以内のものをすべて特定する。
   ※日付の誤認を防ぐため、必ず各記事の個別ページに記載されている正確な公開日時(例:2025年12月19日)を参照してください。
2. 特定した記事を【公開日時が古い順】に並び替える。
3. 以下の「出力形式」に従って結果のみを出力する。

# URL
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/8550

# 出力形式
プレスリリース (抽出対象期間: {{Step 1: Start time}}の直近7日間)

・[YYYY年MM月DD日]:[タイトル]
  【要約】[「何ができるようになったか」「どんな課題を解決するか」を具体的に50〜80文字程度で記載]
  [記事URL]

# 注意事項(厳守)
- 記事の件数が不足しないよう、期間内のリリースは【1件も漏らさず】リストアップしてください。
- 出力は【出力形式】の内容のみとしてください。思考プロセスやシステムログ(Constraint Check等)は一切含めないでください。
- 要約はタイトルの単なる言い換えを禁止します。本文から導入背景や具体的メリットを読み取り、タイトル以上の情報を補足してください。
- 1つの記事につき、先頭の「・」は1つだけにしてください。
- リンクURLは、アンカーテキストにせずURLをそのまま記載してください。

工夫したポイント

  • 日付の厳密性: Geminiは時折日付を曖昧に処理することがあるため、「個別ページを参照して正確な日時を確認する」よう指示に入れています。
  • 要約の質: 「タイトルの言い換え禁止」という制約を設けることで、記事を読むメリット(課題解決や新機能)がひと目で伝わるようにしました。
  • 出力の簡潔さ: Chat通知が見づらくならないよう、思考プロセスなどを出力させない「出力形式のみ」の指定を徹底しています。

まとめ

Google Workspace Flowsを使うことで、情報収集のルーチンワークを簡単に自動化できました。

個人的に一番助かっているのは、プロンプトの微調整もGeminiに相談できることです。
出力結果が思ったようにならないとき、「実際の出力画面のキャプチャ」と一緒に「もっとこうしてほしい」とGeminiに投げれば、プロンプトの修正案をすぐに出してくれます。
この試行錯誤の楽さがFlowsの魅力だと感じています。

URLを書き換えるだけで競合他社のチェックなどにも応用が効くので、ぜひ自分なりのFlowを作って業務を効率化してみてください!

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